総合型選抜に落ちたらどうなる?全落ちのリスクとその対策を完全解説

総合型選抜に落ちたらどうなる?全落ちした場合の進路と対処法

 「総合型選抜に落ちたらどうなるのか。」この不安から、総合型選抜への挑戦をためらう受験生や保護者の方は少なくありません。特に「全落ちしたら一般入試も間に合わないのではないか」という声は非常に多く耳にします。結論からいえば、仮に全落ちしたとしても終わりではありません。ただし、準備不足のまま受験していた場合はリスクが高まります。ここでは、総合型選抜に落ちた場合の進路と、その後の具体的な対処法を整理しご紹介いたします。

総合型選抜に全落ちしたら起きること

 総合型選抜や学校推薦型選抜といった推薦入試は、年内入試といわれるように、早期に結果が出ます。それら全てが不合格だった場合、その後は浪人を決める場合もあれば、一般入試へ切り替える場合もあります。

浪人を決めるケースもある

 総合型選抜や学校推薦型選抜で受験して全落ちした場合、来年も同じようにそうした推薦入試で大学を目指す場合があります。
 まず総合型選抜や学校推薦型選抜は高校生だけではなく、過年度生(浪人生)でも受験可能です。一部の大学では受験資格を現役生のみにしていますが、過年度生も受験が可能である大学は多々あります。
 問題は、なぜ全落ちしたのかというその理由です。たとえば活動実績が不十分であった、志望理由書や小論文の対策が不十分であったことが不合格の理由なら、1年間の準備期間でそれらを積み上げれば合格の可能性は出てきます。反対に、評定が低いことや欠席日数が多いことが不合格の理由である場合、浪人を決めてもそれらは改善できないため、合格は難しいといえます。

浪人して総合型選抜を受験したケース

生徒受験大学(現役)   合否受験大学(浪人)   合否
A東洋大学
文教大学

青山学院大学
法政大学

Bお茶の水女子大学お茶の水女子大学
C関西学院大学
立命館大学
南山大学


関西学院大学
立命館大学

 上記は浪人をして1年間の準備をし、総合型選抜や学校推薦型選抜で受験をしたケースの一部をまとめたものです。ここではその事例の詳細を説明いたします。
 まず生徒Aは、高校3年生の7月から塾の指導を受けながら総合型選抜で東洋大学と文教大学を受験したものの、結果は不合格。一般入試は受験しない選択をし、高3の12月時点で浪人が確定しました。そもそも取り組み始めるタイミングが遅かったこともあり、活動実績も足りなかったことが不合格の原因であると分析し、まずは活動実績の積み上げから取り組みました。ボランティアをはじめ講演会への参加、公的機関のインターンに応募するなど、高校を卒業するまでの間に、可能な限りの活動実績の積み上げを行ったのです。というのも、総合型選抜や学校推薦型選抜は浪人でも出願できるケースが多いのですが、認められる活動実績は高校卒業までのものとされるケースがあるからです。そして高校を卒業した4月からは小論文や志望理由書、さらには大学を調べるなどし、現役の時よりも難易度が高い大学を受験し合格をつかみ取ったのです。
 またBやCはどうしても行きたい大学があり、浪人を決めたケースです。とくにCの場合、他に合格している大学はあっても第一志望ではないから浪人を決めたケースであり、こういうこだわりが強い受験生も一定数みられます。

推薦入試全落ち後に一般入試に切り替えたケース

生徒受験大学(現役)   合否受験大学(浪人)   合否
A国際基督教大学国際基督教大学
B福井県立大学福井県立大学
C西南学院大学北九州市立大学
法政大学
成城大学

法政大学(浪人)
 まず生徒AとBは、それぞれ受験したい大学を明確に1つに決めており、総合型選抜と一般入試の両立を前提に取り組んでいました。一般入試の対策は総合型選抜に不合格になってからではなく、同時並行で取り組んでいました。総合型選抜と一般入試の両立をしたいと考える生徒は少なくありません。ただ両立を進めるには、受験する大学に対してある程度の思いやこだわりがあり、受験する大学の数を絞り込む必要があるのです。
 生徒Cのケースは総合型選抜に不合格になってから一般入試の対策を本格化したものです。夏ごろから総合型選抜の対策のみに絞ったものの不合格になり、その後はすぐ一般入試対策に切り替えました。結果として良い形にはなりましたが、総合型選抜が不合格になってから気持ちの整理をつけ切り替えるまでの時間が、とても重要であると実感させられたケースになります。
 また生徒Dは総合型選抜受験後、一般入試に切り替えたもののその年は合格できなかったケースになります。その後、総合型選抜か一般入試かで悩んだものの一般入試を選択し、合格を勝ち取りました。総合型選抜から一般入試に切り替えるには、このように1年浪人をする覚悟が必要です。

まとめ

 総合型選抜をはじめ、自己推薦や学校推薦型選抜を含めた推薦入試に全落ちした場合は、①浪人して1年後に再度推薦入試で大学を目指すケース、②一般入試に切り替えて浪人をせず大学受験をするケース、③浪人をして、1年後に一般入試に大学を目指すケース、いずれかになります。
 当塾の塾生のケースに絞れば、①が50%②が50%になります。③になるのは、②の結果、このケースになった生徒が過去数名います。

総合型選抜で全落ちする可能性は高いのか?

 多くの高校生はこれまで、一般入試の対策をしてきたはずです。そこから総合型選抜に切り替えるには、今までとやることが全く異なる、全落ちした場合の不安がある、それらからなかなか踏み出せない方もいらっしゃいます。ここでは、全落ちの可能性は高いのかを説明いたします。

総合型選抜や学校推薦型選抜の合格率について

大学群平均倍率合格率  備考
早慶上智ICU3.528%出願資格や学部による
GMARCH3.5-4.025-28%立教大学が高倍率
成成明学獨國武3.033%成城大学などが高倍率
日東駒専2.050%倍率は落ち着いている
東京の女子大御三家 1.5-2.0 50-66%資格取得が可能な学部は高倍率
名古屋の有名私大2.0-2.540-50%資格取得が可能な学部は高倍率
関関同立3.033%関学で倍率が低いケースあり
産近甲龍2.050%一部で高騰の学部あり
 上記の表は、2026年度入試における受験者数と合格者数、そこから算出した合格率です。
※倍率・合格率は各大学公表の募集要項/入試結果(公表値)を参考に当塾で集計。学部・方式により差があります。
 これを見ると概ね、難易度が高い大学になるほど合格率が低くなる傾向が読み取れます。この詳細を知りたい場合は、大学群別の総合型選抜合格率からご確認いただけます。よって、チャレンジ校や第一志望校のみを受験するのではなく、難易度を落とした滑り止めを含めてどの大学を受験するのか、その戦略が重要になってきます。

対策をした場合の総合型選抜や学校推薦型選抜の合格率

大学群合格率
早慶上智ICU60%
GMARCH63%
成成明学獨國武75%
日東駒専72%
東京の女子大御三家91%
名古屋の有名私大84%
関関同立75%
産近甲龍67%
 上記の合格率は当塾の塾生の、過去5年分受験結果から算出したものです。塾に通い専門的な対策をすれば、このような合格率であるとお考えください。なお、どの様な対策を行っているかの詳細は、総合型選抜の塾の指導内容からご確認ください。
 ただこの合格率も、第一志望であるかチャレンジ校であるかによって数値は変わります。さらには、評定、英語資格、対策を入念に行ったかによっても、この合格率は変わってきます。

それでも総合型選抜に挑戦すべきか?

 ここまで、総合型選抜に落ちた事例を数多く紹介してきました。そうした情報に触れていると、総合型選抜がかなりリスクの高い入試であるかのように思えてきます。しかし、一般入試と比較した場合の倍率の低さや、一般入試では届かない大学への合格の可能性が広がるケースがあることも事実です。そうした総合型選抜が持つメリットを享受し、全落ちするリスクを避けるための術をいくつかのケースに分けて紹介します。

総合型選抜と一般入試の両立を考えても良い場合

 総合型選抜と一般入試の両立を考えても良いのは、どうしても行きたい大学があり、受験する大学の数をある程度絞り込める場合です。両立はどうしてもそれぞれの入試の対策に掛けることができる時間を割くことになります。この場合、受験する大学の数が多くなるほど、1つの大学の対策に費やせる時間が短くなります。
 なおこれは、どちらの入試もある程度の合格の可能性があり、対策に費やす時間を十分とれる場合に限られます。たとえば評定がかなり低い場合や取得している英語資格が低い場合、総合型選抜ではどうしても合格が難しい大学も存在します。

一般入試でも総合型選抜と似た試験がある!

 総合型選抜と一般入試の両立が難しいのは、それぞれの試験の内容や評価対象が異なるからです。しかし一部で、一般入試ではあるものの、試験内容が総合型選抜と似た方式が存在します。そうした方式を選択すれば、総合型選抜と一般入試の両立は可能になります。
 その一例が、東洋大学で行われている多面的評価入試です。これは英語と小論文の2つが試験科目になっているケースや、英語と小論文とグループディスカッションの3つが試験科目になっているケースなどがあります。いずれも、総合型選抜で鍛えた小論文やグループディスカッションが生かされる入試になり、このような入試方式なら総合型選抜と一般入試の両立が可能になります。

総合型選抜に全振りしてよい場合

 総合型選抜に全振りをして良いのは、受験予定の大学を受験するにふさわしい評定や資格、および準備期間がある場合です。さらに、第一志望、挑戦校、滑り止めを含めて、いくつかの大学を受けようとする場合です。
 総合型選抜の合格率から、難易度を下げるほど合格しやすい状況にあることがわかります。全落ちを避けるには、許容できる滑り止めはどこなのかを設定しておくことが必要です。

総合型選抜は受験せず、一般入試に全振りした方がよい場合

 評定や資格や欠席日数に問題がある場合、総合型選抜での合格は難しいケースがあります。これは受験する大学にもよりますが、たとえば志望する大学が日東駒専であると仮定すると、評定は最低でも2.7ほど、そして欠席日数は50日以内であることが挑戦できるラインであるとお考えください。特に多くの生徒が気になるのは評定ですので、もしこのことを詳しく知りたい場合は、総合型選抜における評定をご確認ください。
 また、総合型選抜は楽だという認識しかない場合も、合格は難しいかと思います。総合型選抜で受験した先輩や一部の塾から、簡単に受かるという話を耳にすることがあるかもしれません。そうした楽だという情報のみではなく、総合型選抜のデメリットをあらかじめ知っておくことも重要でしょう。楽で簡単に合格できるという認識しかないのであれば、対策をあまりしない状態へ行ってしまい、よい結果をつかむことは難しくなってしまいます。

まとめ

  総合型選抜で受験することを考えている場合、全落ちした場合のことを考えることと同じくらい、総合型選抜という入試を知り十分な対策をすることが重要です。その上でまず、総合型選抜とはどういう入試かを知ることが重要です。もちろん、推薦入試は総合型選抜だけではなく他の入試方式もあるため、自己推薦とは何か、学校推薦型選抜とは何か、自身が受験する入試方式のことをよく知ることから始めるべきです。
 受験をすると決めた場合、総合型選抜の対策がどのようなものかを知り、十分な時間をかけて取り組めるかどうかを考えるべきです。そして全国の総合型選抜実施大学一覧から、受験を考えている大学の情報を得てください。
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総合型選抜で全落ちしたケースに関するQ&A

総合型選抜で受験をし、全落ちする生徒は何割くらいいますか?

2025年度入試に関しては、当塾では73名の生徒が3大学以上受験をしました。そのうち全落ちした生徒は2名になります。全落ちした割合は3%となります。

総合型選抜で全落ちを避ける場合、何大学ほど受験するのがベストですか?

多くの大学を受験すれば全落ちを避けられると考える方もいます。しかし、総合型選抜は受験する1つ1つの大学の対策に時間がかかります。そうした対策にかかる時間などを鑑みた場合、望ましい受験する大学の数は5大学前後であるといえます。

総合型選抜と一般入試の両立を目指す場合、学習の割合はどう分けるべきですか?

これは受験する大学や、個々の状況によって異なります。その上で一般的には、半々ほどにすることが多くあります。ただこれは時期によっても異なり、8月から9月にかけては総合型選抜に全力を傾け、書類提出が終わってからは、小論文と面接対策をしながらも、一般入試の対策にも取り組みだすという傾向も見られます。

総合型選抜や学校推薦型選抜は、浪人生でも受験できる大学はどのくらいありますか?

総合型選抜で浪人生でも受験できるのは、大学によっても異なりますし、学部によっても異なります。たとえば学習院大学の場合、基本的には浪人生でも受験可能です。しかし文学部においては、留学している場合を除いて、浪人生は受験できません。浪人生でも受験できる大学や学部は7割ほどあるとお考えください。

総合型選抜だけに全振りするのは全落ちの危険が高まりますか?

総合型選抜と一般入試を両立することで、全落ちのリスクが減るわけではありません。入試内容が異なる2つの入試方式の対策をすることは、それぞれの対策は中途半端になるかもしれません。むしろどちらか一方の入試方式に絞り込み、その対策に全力を注ぐことも、全落ちリスクを軽減する1つの術です。

総合型選抜だけでなく、自己推薦や学校推薦型選抜も受験することは大変ですか?

総合型選抜と自己推薦や学校推薦型選抜は、たしかに評価軸は異なります。しかしその評価軸は、全く異なるというものではなく、いくつかある評価項目の配点の重さが異なるというのが現状に近い認識です。つまり、一般入試と比較すれば、自己推薦や学校推薦型選抜の方が総合型選抜にかなり近いため、総合型選抜と自己推薦や学校推薦型選抜を受験することのハードルは決して高くはありません。

 これらの動画は総合型選抜をはじめとする推薦入試で落ちた場合、全振りする場合のリスク、そして落ちてしまった場合のことなどを話しています。このページでは説明しきれなかったことも含まれており、さらには全落ちを避けるための戦略や為すべきことについても触れています。総合型選抜の全落ちリスクを考えている方や、入試方式の戦略を迷っている方はぜひご覧ください。

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