総合型選抜とは?仕組み・評価基準・合格戦略を完全解説
総合型選抜とは、志望理由書・面接・小論文・活動実績などをもとに、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)との一致や、学力の三要素(①知識や技能、②思考力や表現力、③主体性や多様性や協働性)が備わっているかを測る入試です。なかでも、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)とどれだけ一致しているかが重視され、具体的には、なぜその大学で学びたいのかといった志望理由や、大学でどんな研究をしたいのかといった学習計画や目的、さらには将来どのようなことを実現したいのかといったことなどが評価項目となります。
■総合型選抜とは?
総合型選抜とは、各大学や学部学科が掲げるアドミッション・ポリシー(求める学生像)に、受験生がどの程度即しているかを、学力の三要素(①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体性・多様性・協働性)を基準にして測る入試です。書類審査や面接、小論文などを通して、学力だけでは測れない意欲や適性、大学で学ぶ目的意識までを総合的に評価する点が最大の特徴です。
総合型選抜の広義の定義
この総合型選抜について、文部科学省が毎年公表している「大学入学者選抜実施要項」では、次のように示されています。
総合型選抜とは、一般選抜とは異なる観点や方法により評価を行うという前提のもと、詳細な書類審査と時間をかけた丁寧な面接等を組み合わせることによって、入学志願者の能力・適性や学習に対する意欲、目的意識等を総合的に評価・判定する入試方法。
また、以下の点に留意することも示されています。
①活動報告書、大学入学希望理由書、学修計画書等を評価に活用する。
②志望する学問分野に対する意欲や適性等を、面接などで評価する。
③大学教育を受けるために必要な知識・技能、思考力・判断力・表現力等も適切に評価するため、面接・小論文・学力テスト・資格などで判断する
■アドミッション・ポリシーとは
アドミッション・ポリシーとは、大学が「どのような学生に入学してほしいか」を示した入学者受け入れ方針のことです。大学が公表する3つのポリシーの中でも、総合型選抜では特にこのアドミッション・ポリシーが重視され、受験生がどれだけこの方針に適合しているかが合否を分けます。
アドミッションポリシーの具体例
アドミッション・ポリシーは、多くの場合、大学全体・学部・学類・入試方式ごとに階層構造で示されています。受験生はその全てに目を通したうえで、大学が求める人物像を自分なりに整理する必要があります。ここでは、筑波大学で行われているアドミッションセンター入試(AC入試)を例に、具体的に見ていきましょう。
▶筑波大学のアドミッション・ポリシー
筑波大学は, 自立して世界的に活躍できる人材を育成するため, 本学の教育を受けるのに必要な基礎学力を有し, 探究心旺盛で積極性・主体性に富む人材を受け入れます。
▶AC入試のアドミッション・ポリシー
志願者の主体的で継続的な取り組み(最近2年間、又はそれ以上の長期にわたるもの)から「問題解決能力」を評価します(以下の各学類・専門学群のアドミッション・ポリシーと併せて評価します)。
▶比較文化学類のアドミッション・ポリシー
・基礎的な学問能力を備え,⾃らの問題意識や経験(社会経験,海外経験等)を出発点として,さまざまな学問領域に関心を寄せながら,文化・社会について広く柔軟に学ぶ意欲を持つ人。
・異文化理解に裏付けられたグローバル・コミュニケーション能力を身につけ,それを社会の中で活用しようとする人。
・人間の多様性や現代的な課題に関心を持ち,その解決に向けて知を活用しようとする人。
▶AC入試における比較文化学類のアドミッション・ポリシー
文化・社会に強い関心と知識を持ち、特定の専門分野について具体的で個性的なテーマを設定し、そのアプローチと内容に関して独自の研究成果を挙げている者を選抜します。
このように、筑波大学のAC入試を受験する場合、受験生は4つのアドミッション・ポリシーを意識しなければなりません。これらをまとめると、筑波大学比較文化学類のAC入試で求められている人物像は、「文化や社会に関する課題に強い関心のもと、自らテーマを設定し、主体的・継続的な探究活動を通して独自の成果を生み出し、その経験を大学での学びへ発展させられる人」と整理できます。
■学力の三要素とは
学力の三要素とは、総合型選抜においてアドミッション・ポリシーとの適合度を測るために用いられる、①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体性・多様性・協働性という3つの評価軸のことです。総合型選抜は、大学や学部が掲げるアドミッション・ポリシーとの適合度で入学者を選抜する入試であり、この学力の三要素が、その適合度を測る具体的な基準として機能しています。ここではそれぞれの内容を詳しく説明します。
知識・技能
知識・技能とは、高校までの学習を通して身につけた基礎学力や、資格・検定によって培われた能力を指し、評定平均や英語資格、筆記試験などによって評価されます。総合型選抜は「学力不問」だと捉えられることがありますが、実際には大学で学ぶために必要な基礎学力が備わっていることが前提であり、大学や学部によっては出願資格として一定の基準が設けられていることもあります。
思考力・判断力・表現力
思考力・判断力・表現力とは、課題を分析し、自分なりの考えを整理し、相手に分かりやすく伝える力のことです。総合型選抜では、志望理由書や小論文、面接、プレゼンテーションなどを通して、高校生活での取り組みや、なぜその大学で何を学びたいかを、過去から未来にかけての学問的文脈とともに説明できるかが問われます。一般入試のように単に知識を蓄えるだけでなく、その知識を活用してどの様に課題を考察し、どの様なアプローチを試みるかを論理的に説明できる力が重要視されているのです。
主体性・多様性・協働性
主体性・多様性・協働性とは、自ら課題を見つけて行動する力、多様な価値観を持つ人と協力しながら目標を達成する力のことです。ただし、大学が重視するのは活動の規模や実績そのものではなく、その経験を通して何を学び、今後どのような研究をしたいのかという学問との接続である点に注意が必要です。実際に総合型選抜においては、部活動や探究活動、生徒会活動、ボランティア活動、留学経験などが評価の対象になります。
学力の三要素の取り扱い
総合型選抜では、この3つの要素をそれぞれ独立して評価するのではなく多面的・総合的に評価し、その比重は決して同じではありません。学力の三要素は、アドミッション・ポリシーと適合しているかどうかを測る材料であるため、比重は大学・学部のアドミッション・ポリシーによって変わります。実際に文部科学省が毎年示す「大学入学者選抜実施要項」には、「評価方法と比重」を明示することを大学に求めています。
| ①知識・技能 | 評定・資格・筆記試験など |
| ②思考力・判断力・表現力 | 小論文・ディスカッション・面接など |
| ③主体性・多様性・協働性 | 活動経験・グループワーク・探究など |
■総合型選抜と他の推薦入試との違いについて
総合型選抜と他の推薦入試
総合型選抜と他の推薦入試(自己推薦・学校推薦型選抜)との違いは、それぞれの入試で重視される評価基準の重要度が異なる点にあります。総合型選抜をはじめ、自己推薦や学校推薦型選抜など、推薦入試には多様な方式が存在しますが、1つ1つの方式に明確な違いがあるわけではないため、何がどう違うのかを明確に説明することはなかなか難しいのが実情です。その中で最も現実に即した解釈が、この評価基準の重要度の違いだといえるでしょう。
総合型選抜と自己推薦・学校推薦型選抜との違い
総合型選抜、自己推薦、学校推薦型選抜(公募推薦)の違いは、評価項目の比重にあります。総合型選抜は、アドミッション・ポリシーとの一致が学力の三要素を通して測られ、中でも志望理由書や面接などが重視されるため思考力や表現力の重要度が高くなります。自己推薦は、高校生活の中で取り組んだ活動や取得した資格を大学でどのように活用していこうとしているかが重視されるため、学力の三要素の中でも主体性・多様性・協働性が重要になります。学校推薦型選抜(公募推薦)は、評定や資格、筆記試験など高校生活の中での成果を重視するため、学力の三要素の1つである知識や技能が重要視されます。
| 評価項目 | 総合型選抜 | 自己推薦 | 学校推薦型選抜 |
|---|---|---|---|
| 知識・技能 | 〇 | ||
| 思考力・判断力・表現力 | 〇 | △ | △ |
| 主体性・多様性・協働性 | △ | 〇 |
総合型選抜とAO入試との違い
総合型選抜とAO入試の違いは、名称が変わっただけで制度の本質は変わっていないものの、評価の観点がより広がり明確化された点にあります。総合型選抜は、旧称であるAO入試が大学入試改革により名称変更されたものです。かつてのAO入試は「学力不問」というイメージが強い時期もありましたが、現在の総合型選抜では大学や学部が掲げているアドミッションポリシーに適合しているかどうかを、学力の3要素を元に多面的に評価する仕組みへと整理されました。
なお、大学によっては現在もAO入試という名称を使用している場合がありますが、基本的な制度の枠組みは総合型選抜と同じであると捉えてよいでしょう。
■総合型選抜のスケジュール:準備〜合格まで
総合型選抜は、高校入学時から出願・合格発表まで、2年半〜3年ほどの長期スケジュールで進む入試です。評定や活動実績の積み上げは高校入学時から、志望大学の選定や研究テーマ設定は高3の4月頃から、出願書類の作成は高3の7〜8月頃から、それぞれ本格化していきます。ここでは準備開始から合格発表までの流れを、時期ごとに詳しく解説します。
準備開始時期について
▶ 評定や資格の取得+活動実績の積み上げ
総合型選抜の準備は、高校入学時からすでに始まっていると考えてよいでしょう。評定・資格・活動などは出願資格や合否判定に用いられ、その多くは高校入学から出願までの期間が判断材料になるためです。とくに評定は、高校入学から出願までの平均が数値化されます。
先述の筑波大学AC入試においては、「最近2年間、又はそれ以上の長期にわたるもの主体的で継続的な取り組み」ということがアドミッション・ポリシーに記されています。このように、長期的な活動を行っていると、出願ができる大学の幅が広がります。
受験半年前(高3の4月頃)
▶ 実力養成 + 志望大学の比較・選定 + 研究テーマ設定
高3の4月頃(出願半年前)には、小論文などの実力養成に加え、志望大学や大学での研究テーマの選定を始める必要があります。総合型選抜は、大学が掲げるアドミッション・ポリシーとの一致が重要視される入試であるため、この時期の大学調べや研究テーマの設定は合格に直結する重要なものになるからです。気になる大学の説明会やオープンキャンパスに参加することはもちろん、似ている大学と比較分析することも一つの手です。そうすると志望大学の特徴がよりあぶりだされ、それが志望理由書などのネタとして生かされます。
受験直前期(高3の7~8月)
▶ 書類作成などの出願準備
高3の7〜8月は、多くの大学で9月1日から始まる出願に向けて、提出書類の作成を本格化させる時期です。ただし0から書き始めるのではなく、大学調べ、テーマ設定、文章力の向上などを事前に行っておく必要があります。
この時期はオープンキャンパスに参加する受験生も多くいますが、0からその大学のことを知ろうとして参加するのではなく、何か目的や確認するべき事柄をもって参加するものだと位置づけると良いでしょう。そこで見聞きしたことは、書類などに生かされることもあるのです。
受験期(高3の9月から10月)
▶ 出願+受験対策
この時期は実際に出願する時期となります。そうした出願準備と合わせて、試験に備え小論文・面接・プレゼンテーションなど、試験対策を行う時期でもあります。
合格発表時期(高3の11月以降)
▶ 合格発表+入学金支払い
総合型選抜の合格発表は、多くの大学で11月1日以降、11月上旬になされます。合格した場合は入学金の支払いなどの入学手続きを行います。
■総合型選抜で「受かる生徒」と「落ちる生徒」
総合型選抜で受かる生徒とは
総合型選抜で受かる生徒とは、①「この大学で〇〇を実現したい」という軸が明確で、②高校時代の活動経験を言語化でき、③アドミッション・ポリシーに合った表現ができている生徒です。総合型選抜は「合否の基準がよく分からない」といわれることも多く、一般入試と比較すればそうした側面があることは否めません。しかし文部科学省は評価方法やその比重を示すよう各大学に伝えており、大学側も主に入試要項などでそのことを示しています。
もちろん評価方法や比重は各大学によって異なりますが、アドミッション・ポリシーとの一致がこの入試の本質であることに鑑みると、「大学で何を学び、どのような将来像を描いているのか」を、自分が解決したい社会課題や追究したいテーマとともに、大学の教育内容や研究環境とどう結びつくのか具体的に語れる受験生が高く評価されます。
次に大切になるのが「高校時代の活動経験を言語化できているか」です。何を学び、どういう将来像を描いているのかについて、ただ興味があるという状態では物足りません。その興味関心にしたがって、これまでどのような活動や研究をしてきたかを示せるほうが説得力は増します。総合型選抜ではよく、ボランティアをはじめとした活動実績が大切だといわれますが、その活動経験は表彰歴の有無などよりも、その経験から何を学び、なぜ大学での学びや将来像につながったのか、その接続の強さの方が重要です。部活動・ボランティア・自主研究など、日常の取り組みを「背景→行動→学び→今への影響」の流れで整理し、大学での学びにつながる形で言語化することが重要です。
●総合型選抜で受かる生徒の特長
1. この大学で〇〇を実現したいという軸が明確
2. 高校時代の活動経験を言語化できている
3. アドミッション・ポリシーに合った表現ができている
総合型選抜で落ちる生徒とは
総合型選抜で落ちる生徒には、①評定・欠席日数・資格の不足、②アドミッションポリシーと志望理由書の不一致、③自己分析不足、④志望理由書に偏った対策、という共通の原因があります。まずは自身が総合型選抜を受験する価値があるのかを見極め、受験すると決めた場合は、以下を準備の参考にしてもらえたらと思います。同時に、総合型選抜に関するデメリットについても理解を深めておくと良いでしょう。
評定・欠席日数・英語などの資格
出願資格とはなっていないものの、評定が低い場合や欠席日数が多い場合には、それだけで不合格になってしまうケースも少なくありません。有名大学を受験する場合、評定は少なくとも3.5以上、欠席日数は3年間で30日以下であることが望ましいといえます。この基準は大学によってまちまちであり、一切関係ないという大学も存在しますが、英検などの資格がないとそれを超えるような実績がない場合は合格が難しくなる大学や学部が存在することも事実です。
詳しくは、総合型選抜における欠席日数、および総合型選抜における評定から、どの程度影響があるかをご確認ください。
アドミッションポリシーと志望理由書の不一致
推薦入試は、アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)に示されている大学が求める人物像に合致することが合格の前提になるため、自分の経験や価値観がどう適合するのかを志望理由書などに示せていなければ、合格の必然性を示せません。大学の理念や学部の特色をよく確認せず、自分の関心がどのように結びつくのかを具体的に示さないまま、ただの一般論や入りたい理由だけを書いているようでは、なかなか合格に至らないでしょう。
自己分析不足
活動経験の背景や学んだこと、価値観の変化を語れない場合、大学側から思考が浅いと判断されます。大学入学後に学びたいことも、良く調べたもののそれが単なる一般論でそこに自分の気持ちが反映されていない場合には、良い評価を得られません。総合型選抜はよく、お見合いにたとえられます。相手に自分の何をアピールするのか、それがなければ自分が相手に選ばれることはなかなかないといえるのです。
志望理由書に偏った対策
総合型選抜において志望理由書はたしかに重要ですが、それだけで合格できる大学は数少ないといえます。名古屋にある南山大学の外国語学部を例に挙げると、書類100点、小論文200点、面接150点という配点になっており、小論文や面接の配点の方が明らかに高いため、これらの対策をせずに志望理由書だけを良いものにしても、合格には至らないのです。
■総合型選抜に関する詳しい解説
総合型選抜については以下の記事でも詳しく解説しています。
▶ 総合型選抜と評定の関係
▶ 総合型選抜と欠席日数
▶ 総合型選抜は浪人生でも受験可能か
▶ 総合型選抜の合格率
▶ 総合型選抜で不合格になる生徒の特徴7選
▶ 総合型選抜で全落ちするケース
▶ 総合型選抜のデメリット
▶ 総合型選抜と高大接続入試
▶ 総合型選抜の対策はいつから
▶ 総合型選抜 塾選びのポイント20選
▶ 総合型選抜で受かりやすい大学32選
▶ 総合型選抜を実施している大学一覧
▶ 地域別・条件別|総合型選抜実施大学一覧
▶ 日本全国|総合型選抜実施大学 一覧

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■総合型選抜に関するよくある質問
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総合型選抜とはどんな入試ですか?
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総合型選抜とは、大学が掲げるアドミッションポリシーに受験生がどの程度適合しているか、その一致の度合いが図られる入試です。その一致の度合いを測る基準となるのが、①知識や技能、②思考力や表現力、③主体性や多様性や協働性といった学力の三要素です。これらは、志望理由書、評定や資格、小論文や面接、活動などを通じて評価されます。
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総合型選抜とAO入試の違いは何ですか?
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総合型選抜とAO入試は、基本的には同じ制度です。AO入試が大学入試改革により名称変更され、総合型選抜となりました。ただし、かつてのAO入試と違い現在の総合型選抜は、多面的評価がより強化され、一芸や実績の派手さよりも、大学で何を学びたいかを、問いの深さや論理性などを含めて重視される傾向にあります。
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総合型選抜と学校推薦型選抜の違いは何ですか?
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総合型選抜と学校推薦型選抜は、評価軸が異なります。総合型選抜は、大学との適性や学力の3要素の中でも主体性・多様性・協働性を特に重視します。一方で学校推薦型選抜においては、学力の三要素の中でも知識や技能を特に重視します。そのため出願資格で一定以上の評定が求められるのは、学校推薦型選抜の方が多くなります。
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総合型選抜で重要となるアドミッション・ポリシーとは何ですか?
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アドミッション・ポリシーとは「入学者受け入れ方針」であり、どんな人物を求めているかが示されたものです。つまり、このアドミッションポリシーとの合致度が、総合型選抜での合否に大きく影響します。アドミッションポリシーは、大学、学部、さらには入試方式によって異なる場合もあり、受験生はそれをよく確認しておく必要があるのです。
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学力の三要素とは?
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学力の三要素とは、①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体性・多様性・協働性のことになります。総合型選抜においてこれらは、大学が掲げるアドミッション・ポリシーに受験生がどの程度適合しているのかを測る判断基準として用いられています。
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総合型選抜において評定はどの程度、合否に影響しますか?
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総合型選抜で評定は、①出願資格、②加点、③参考、④裏基準、いずれかに用いられます。加点の対象となる場合は大きく合否に影響しますし、参考程度である場合は大きく影響はしないことになります。また、出願資格として用いられている場合でも、それを超えていれば問題ないというわけではありません。出願資格としてだけではなく加点としても扱われる場合においては、評定が高いほど合格に近づきます。
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総合型選抜で英検や資格はどの程度有利になりますか?
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受験先の大学や学部学科によりますが、出願資格になっている場合は必須です。ただし資格があっても、志望学部との接続が弱ければ評価は限定的なものになってしまいます。当塾でも英検準1級保持者が不合格になった例があり、一方で資格が平均的でも論理力で逆転した例もあります。
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総合型選抜で欠席が多いことは不利になりますか?
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欠席日数が多いと不利になり得ますが、目安として3年間で30日を下回っていれば問題ないケースがほとんどです。総合型選抜では出願の際、欠席日数や評定が記された調査書を提出しなければならないことがほとんどで、大学側はこれらも鑑みて合否を判断しています。どのくらいの日数があると不利になるかは大学によって異なり、大学のランクや欠席理由によっては50日を超えていても合格した事例は存在します。
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総合型選抜は浪人生でも受験可能ですか?
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はい、可能です。総合型選抜のみならず、自己推薦や学校推薦型選抜といったいわゆる年内入試は、浪人生であっても受験が可能な大学が多くあります。二重まる学習塾の調べでは、全国の大学や学部の70%弱で浪人生でも受験可能です。浪人生の場合、現役生とは異なる注意点がございますので、その詳細は総合型選抜における浪人生の注意点からご確認ください。
総合型選抜とはどんな入試なのか?近年、総合型選抜は広がりをみせ、この入試を利用して大学を目指す高校生も増加しています。しかし、その評価方法や評価の比重といった本質を知っているのと知らないのとでは、入試結果に大きな違いが生じます。
これから総合型選抜に挑戦する方、他の推薦入試と何が違うのかがあやふやな方は、ぜひこれらの動画から総合型選抜とはどんな入試かをお確かめください。
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