2026最新|総合型選抜とは?|仕組みから合格まで完全ガイド
【2026-2027年入試に向けた最新メッセージ】 総合型選抜は今、「特別な実績」を競う入試から「大学での学びへの適性」を問う入試へと進化しています。2025年度の入試結果を見ても、英検準1級を持っていても不合格になる生徒がいる一方で、目立った実績がなくても「独自の問い」と「論理的思考」を磨いた生徒が難関大に合格しています。本質を突いた準備こそが、合格への唯一の近道です。
その前に、推薦入試の1つである総合型選抜とはどのような入試制度であるのか?その名前自体の認知度は広がってまいりましたが、その内容に関してはまだ正しく認知されていない部分もあります。ここでは、その内容のことを中心にご説明したいと思います。旧称のAO入試や他の推薦入試と比較し、総合型選抜とは何か?という多くの方が疑問に思っていることに対し、少しでもわかりやすく説明いたします。
目次
- 2026最新|総合型選抜とは?|仕組みから合格まで完全ガイド
- ■総合型選抜で“受かる生徒”の特徴
- ■総合型選抜と入試との違い
- ■志望理由書の書き方(基礎)
- ■総合型選抜で評定はどれくらい重要?合否への影響を解説
- ■総合型選抜で評価される活動実績とは?内容・例・考え方
- ■総合型選抜における小論文の位置づけとは?評価項目と考え方
- ■総合型選抜における面接のポイントとは?評価項目と対策
- ■総合型選抜|地域別・条件別|大学別対策ページ一覧
- ■総合型選抜に落ちる原因
- ■総合型選抜に関するよくある質問
- ■まとめと塾長の考察:総合型選抜は“戦略で決まる”
■総合型選抜とは? 基礎から徹底解説
総合型選抜は、「大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)」に対し、受験生がどれだけ適合しているかを総合的に判断する入試方式です。この総合型選抜という入試を理解するには、AO入試や学校推薦型選抜など他の推薦入試との比較が有効ですが、入試名称は大学ごとに異なるため、名称だけで内容を判断するのは難しい側面もあります。
そもそも総合型選抜とよばれる入試は、旧AO入試が大学入試改革により名称変更されたものです。かつてのAO入試が、一芸評価や合格時期の早さなどを問題視されたことから、多面的・総合的に受験生を評価する仕組みに改められました。自己推薦や学校推薦型選抜との違いは、校長推薦の有無や評価の比重にあり、総合型選抜は活動実績・小論文・面接など多面的評価が特徴といえるでしょう。このように全体として、受験生の資質や意欲を多角的に判断する入試であるといえるのです。
評価される主な要素
・志望理由・学部との適性
・大学で何を学び、何を実現したいか
・将来のビジョンの明確さ
・高校時代の活動実績
・人物像・価値観
・小論文やレポートの思考力
・面接での表現力・論理性
総合型選抜では、後述する学力の3要素が受験生に備わっているかを入試で測り、それを元に合否を決めることになります。
まず学力の3要素の1つ目が「知識・技能」です。これらは評定、資格、筆記試験などで測られます。私立大学などでは一般入試においても2科目・3科目入試となっているなど、決して5教科全ての知識が必要というわけではありません。したがって総合型選抜においても、英語の評定だけを見る、英語の資格の有無を確認する、英語に筆記試験だけを行う、という大学も多くあります。
2つ目が「思考力・判断力・ 表現力」です。これらは主に、小論文、プレゼン、面接、グループディスカッション等でその能力が測られます。判断力等に関しても、例えば小論文ではグラフや表を与え、それが何を示し、この先どのようなことが予見できるかといったことから、その能力が測られます。
3つ目が「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」となります。これら主体性や協働に関しては、たとえば高校の頃の生徒会やボランティア活動の経験があれば加点の対象になり、グループディスカッションやグループワークを課すことでその資質が測られます。つまり受験生は、高校生活で多種多様な活動に取り組むことが必須となります。最近では、高校が用意する各種活動に参加するだけではなく、校外の活動に参加することでより高い評価を得られるケースも増えています。
これら学力の3要素を嚙み砕きわかりやすくすれば、以下のようなことが評価される入試であるということができます。つまり総合型選抜を目指すのであれば、ある程度の評定があり英検や漢検といった資格を取得すると良いことになります。そして、そうした学習の面のみならずボランティア活動や探求活動を行い、小論文やプレゼンテーションといった試験対策をすることが必要となります。この入試の受験を希望する高校生の中には、優れた活動実績のみで合格が可能だと考える方も一定数います。それはたしかに1つの大きな武器になるといえますが、学力の3要素すべてが評価されるという総合型選抜の特性上、それだけでは合格は難しくなるというのが実情です。
・知識や技能 ➡ 評定や資格
・思考や判断力や表現力➡ 小論文やプレゼンテーション
・主体性や協働性 ➡ 活動や探求の実績
■総合型選抜の合格戦略(準備〜合格までのスケジュール)
総合型選抜は、出願は9月1日以降、合格発表は11月1日以降というのが基本的なルールになっています。早いところはこのルール通り、9月1日から出願を受け付け、11月1日に合格発表を行う大学も数多く存在します。もちろんここから後ろにずらす大学も多くあり、その場合は以下のようなスケジュールに沿って進んでいくこととなります。
ただこれは、あくまで試験の流れになります。受験生は出願が始まるまでに、英検をはじめとした資格を取得したり、様々な活動を行ったり、受験先の候補となる大学で行われるオープンキャンパスや説明会に参加しなければなりません。ここではそうした、総合型選抜のスケジュールについて説明いたします。
高3:4月まで
▶ 評定や資格の取得
▶ 活動実績の積み上げ
総合型選抜は大学が掲げるアドミッションポリシーとの合致が重視されますが、評定・資格・活動なども合格の選考において重視されます。それらは高校入学から出願までのものが加味されることになりますが、その後の準備のことを鑑みると、高校2年生のうちにある程度のことを積み上げておく必要があるといえます。
とくに評定は高校入学から出願までの平均が示されますので、高1の段階からある程度の数値を残しておく必要があります。さらに活動実績に関しても、受験期直前に積み重ねるのではなく、高1の段階から少しずつ行うことが重要です。調査書においては学年ごとに、どういった活動を行ったかが記されます。大学もそうした部分を注視して確認しています。
高3:4月から6月
▶ 評定や資格の取得と活動実績の積み上げ
▶ 実力養成
▶ テーマ設定・志望校の比較・選定
高3の4月は受験半年前のこの時期は、先述の評定や資格取得に加えて、実際に試験に対応しうるよう、試験に課せられる小論文などの実力を養成する時期でもあります。
さらには志望校を決定しておきたいタイミングとなります。その上で重要なことは大学調べであったり自己分析であったりします。気になる大学の説明会やオープンキャンパスに参加することはもちろん、似ている大学の資料を取り寄せるなどし、比較分析することも一つの手です。そうすると志望大学の特徴がよりあぶりだされ、れが志望理由書などのネタとして生かされます。さらには、自分がどんなことを研究したいかといって学習テーマの精緻化が測られます。以下は、全国の総合型選抜を行っている大学一覧になりますのでご活用ください。
👉日本全国|総合型選抜実施大学 一覧
高3:7月から8月
▶ オープンキャンパス参加+志望校最終決定
▶ 書類作成などの出願準備
高3の7~8月はオープンキャンパスに参加する受験生も多くいますが、それは0からその大学のことを知ろうとして参加するというより、何か目的や確認するべき事柄をもって参加するものです。つまり、最終確認のためにと位置付けると良いでしょう。そこで見聞きしたことは、書類などに生かされることもあるでしょう。
そして総合型選抜は9月1日から出願開始のところも多いので、この時期には提出書類作成などの出願準備の時期となります。ただこれに関しても、0から書き始めるというより、大学調べ、テーマ設定、文章力の向上などは事前に行っておく必要があるのです。
高3:9月から10月
▶ 出願+受験対策
この時期は実際に出願する時期となります。そうした出願準備と合わせて、試験に備え小論文・面接・プレゼンテーションなど、試験対策を行う時期でもあります。
高3:11月以降
▶ 合格発表+入学金支払い
総合型選抜の合格発表は11月1日以降となり、多くの大学が11月の上旬に合格発表がなされます。合格した場合は入学金の支払いなどの入学鉄続きなどを行います。
■総合型選抜で“受かる生徒”の特徴
合否の基準がよく分からない、そういわれることも多いのが総合型選抜です。たしかに一般入試と比較すれば、どうすれば得点が積み上げられるのか、そもそも何がどう評価されるのかといったことが明確とはいえません。それは大学や学部ごとに基準が異なるからというのが大きな理由といえるのですが、それでも大学ごとの評価基準は存在しておりますので、受験生はそのことを把握し、闇雲な努力ではなく理にかなった準備をすることが求められます。
その上でまず大切になるのは、「私はこの大学で〇〇を実現したい」という軸でしょう。総合型選抜では、大学で何を学び、どのような将来像を描いているのかという“軸”が明確であることが重要です。自分が解決したい社会課題や追究したいテーマを示し、その実現に大学の教育内容や研究環境がどう結びつくのかを具体的に語れる受験生が高く評価されるのです。
次に大切になるものが「高校時代の活動経験を言語化できているか」ということです。先ほど挙げた軸に関して、ただ興味があるという状態ではなく、その興味関心にしたがって活動や研究をしてきたという方が、説得力が増します。総合型選抜ではよく、ボランティアをはじめとした活動実績が大切だといわれます。しかしながら、活動経験そのものよりも、その経験から何を学び、どんな価値観や視点を得たのかを論理的に説明できる力が求められます。部活動・ボランティア・自主研究など、日常の取り組みを「背景→行動→学び→今への影響」の流れで整理し、大学での学びにつながる形で言語化することが重要です。
そして実際に書類にまとめる際に確認しておかなければならないことが、「アドミッション・ポリシーに合った表現」です。大学ごとに掲げられているアドミッション・ポリシーに沿って、自分の経験や志望理由を結びつけて説明できることが合否を左右します。大学が求める人物像を理解し、それに合致するエピソードや学びたい内容を示すことで、「この大学に適した受験生」であることを説得力をもって伝えられます。
●総合型選抜で"受かる生徒"の特長
1. 私はこの大学で〇〇を実現したい」という軸が明確
2. 高校時代の活動経験を言語化できている
3. アドミッション・ポリシーに合った表現ができている
■総合型選抜と入試との違い
| 項目 | 総合型選抜 | 一般入試 |
|---|---|---|
| 評価基準 | 思考力・経験・意欲・適性 | 学力(筆記試験) |
| 準備 | 早い時期から必要 | 秋〜冬が本番 |
| 必要な力 | 表現力・文章力・構想力 | 学力特化 |
| 合格の決め手 | 志望理由や小論文などの表現力 | 得点力 |
総合型選抜は大学入試の1つの形態として定着しつつありますが、どうしても一般入試より楽だから、という理由でこちらを選択する受験生が多いことも事実です。たしかに一般入試では手が届かない大学を目指す受験生がほとんどではあるものの、それでも「勉強が苦手でも受かる」という認識でいると、なかなか合格はできないといわざるを得ません。
総合型選抜は、早い時期からの準備が必要なため、受験生にはある程度の計画性が必要になります。さらに受験する大学や学部、さらには社会課題に関する調査力、そして未来を見据えて自らの気持ちを書き表す表現力や文章力、そして学習計画や小論文の作成においては構想力などが求められます。
つまり総合型選抜においては、一般入試とは異なる高い専門性が必要となる点が大きな違いなのです。
■志望理由書の書き方(基礎)
大学の理念・アドミッションポリシーとの一致
志望理由書では、大学や学部が掲げる理念やアドミッションポリシーを理解し、自分の興味・価値観がどの部分と一致しているのかを具体的に示すことが重要です。アドミッションポリシーとは「入学者受け入れ方針」であり、そこにはどういった人物を求めているかが書き記されています。
つまり、大学理念やアドミッションポリシーにこそ、大学がどういった人物を求めているかが書かれているので、自分の強みや経験、さらには思いをそれに近づけるようにすることが重要なのです。
学びたい内容と研究テーマ
日本の大学の推薦入試は、学問との一致をかなり重視します。よって志望理由書には、大学で取り組みたい学問分野や興味のある研究テーマを、できるだけ具体的に書き記さなければなりません。何を学びたいかということにとどまらず、関心を持つ理由や、そのテーマを深めることで何を明らかにしたいのかを説明すると、さらに説得力が増すことでしょう。さらに、高校時代の経験や現在抱えている問題意識と結びつけることで、学びの方向性が一貫したものとして伝わります。
将来の目標
大学とは決して学生の自己実現の場所のみならず、そこで作り出され蓄積された知識や技術を、社会に還元するという目的も有しています。ですので多くの大学では学生に対して、大学での学びをどう活用したいかを問い、それはつまりどう社会に還元しようとしているかを問うていることになるわけです。
ですから志望理由書には、大学での学びを通してどのような進路や社会的役割を目指すのかを示す必要があるといえます。
その大学・学部でなければならない理由
総合型選抜に限らず推薦入試においては、ほとんどの場合、書類や面接において志望理由が問われることとなり、それはその大学が第一志望という前提となります。したがって、数ある大学の中で、その大学・学部を選ぶ理由を具体的に示すことが不可欠です。カリキュラム、研究分野、指導教授、実習・フィールドワーク、理念など、他大学では得られない特色を挙げ、それらが自分の学びや目標とどう結びつくのかを説明することで、「この大学でなければならない理由」が明確になります。
自分の経験との関連性
日本の大学で行われている推薦入試は、学問との一致がかなり重要視されます。大学入学後どのような学問研究をしたいかということを志望理由書に書くわけですが、そもそもそうした興味関心を持ったきっかけは何なのか、そしてそうした興味関心に対して何をしてきたのかを書くことになります。
先にも述べておりますが、総合型選抜ではボランティアをはじめとした活動実績が重視されるケースも珍しくはありませんが、高校時代の経験や活動を単なる実績としてアピールするのがこの入試の本質ではありません。それら活動と、自身の学問的な志望分野への興味および問題意識と、どのように繋がるのかを説明することが重要です。
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志望理由書作成完全ガイド
■総合型選抜で評定はどれくらい重要?合否への影響を解説
総合型選抜においては、出願資格として評定が設定されている場合もあれば、その制限がない場合もあります。ここで問題になることの1点目は、出願資格の評定をクリアしていればいいのか、それとも基準値を超える評定を有している受験生はより高い評価を受けるのか、ということです。そして2点目は、出願資格に資格に評定が設けられていない場合は、評定は全く合否に影響しないのかということです。結論から申しますと、これは大学によってまちまちです。出願資格に評定が設けられている場合でもそうでない場合でも、受験生個々の評定を数値化して合否判定の材料にする大学は少なくありませんし、一方で基準をクリアしていればそれ以降の選考に評定は全く影響しないケースもあります。
よくある勘違いとしましては、出願資格に評定の基準がない大学を、評定は一切、合否に関係しないとする捉え方です。有名なところでは慶應義塾大学のSFCや立命館大学における総合型選抜は、評定が関係ないケースがほとんどです。しかし、面接で評定のことを問われる質問がなされたり、そもそも評定が低いと一次試験に合格できなかったりします。
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■総合型選抜で評価される活動実績とは?内容・例・考え方
総合型選抜では、一部の大学でボランティア経験が必須となっていたり、出願資格にはないものの高く評価されることがあります。しかしながら、そうした直接的な評価につながらない場合でも、何らかの活動は行っておくべきだといえるでしょう。
何度も書いてきたことですが、日本の大学の推薦入試は学問への接続が重要視されます。その学問研究を志す気持ちの大きさは、口で伝えるよりも活動という経験で伝える方が説得力は増します。また、研究したいという内容は独自性あるものの方がよく、そうしたものに行きついた経緯の説明においても、やはり活動の中からという方が自然だといえるでしょう。このように、活動実績に関しては「大きさ」ではなく、そこから何を学び、どのような問いを持ったのか、ということが重要なのです。
しかしながら有名難関大学になると、活動を行っただけではなく受賞歴を引っ提げてくる受験生が多いことも事実です。そうした受賞歴はその活動を極め多くを得ている証となり、学問との結びつきが認められれば、合格しやすいのは確かなのです。
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活動実績 完全ガイド
■総合型選抜における小論文の位置づけとは?評価項目と考え方
総合型選抜は大学のアドミッションポリシーに受験生がどれだけ合致しているのかが重視される入試です。アドミッションポリシーは当然ですが大学や学部によって違いがありますが、多くは論理力・思考力・表現力、さらには学力といったものが求められています。それらの力の有無を見極めるという位置づけとして、多くの大学では小論文が課せられています。
この小論文を大別すると、指定個所(傍線部)の説明、グラフ読み取り、要約、意見論述、これら4つが出題されます。最も多い形式は意見論述型ですが、その書き方として「結論から書け」というやり方をよく耳にします。それはPREPや結論先行型といわれる書き方であり、たしかにそうしたやり方があることも事実です。しかしながら、すべての小論文が結論先行型が最適な書き方ではありません。主題と結論が一致する場合は結論先行型が望ましいとはいえますが、そうでない場合には結論先行型の書き方は避けるべきです。
そもそも論文とは、アリストテレスの「弁論術」に由来するものであり、論理的に説得する文章こそ、小論文の本質であるといえるのです。弁論とは自らの主張を相手に納得させるための手法といえ、そのためには論理力や表現力が必要になることは納得がいくでしょう。さらに思考力とは、どの様に伝えるのが効果的かといったものに通じるため、先述通り小論文にはいくつかの型があるわけです。それを結論先行型一辺倒で書こうとすれば、思考力や表現力の観点でマイナス評価を受けることになってしまうのです。
👉より小論文ついて知りたい方は
小論文対策完全ガイド
■総合型選抜における面接のポイントとは?評価項目と対策
総合型選抜における面接は、大学によってその意味合いが大きく異なります。とりわけ専願である場合には、合格した場合は確実に入学するかを確認するために行われるケースがあることも事実です。一方、多くの大学は受験生を評価する1つの機会として行っており、そこで評価されるのは一言でいえば人間性です。
たしかに面接においては、その本質は小論文と同じ「説得の技法」です。小論文の元となったのはアリストテレスの『弁論術』であり、小論文で問われる論理力・思考力・表現力は、面接でも重要になります。ですが面接でしか確認できない点となると、一言でいえば人間性だと表現できます。というのも多くの大学の総合型選抜におけるアドミッションポリシーには、リーダーシップや主体性という言葉がよく使われています。面接は採用する側の教授が受験生を直接確認できる場ですから、その受験生の人間性を確認する場であり、とりわけリーダーシップを発揮できそうか、そして主体性があるのか、そうした資質を中心に判断が行われていると考えられます。
面接対策というと、このような質問にはこう答えるといった想定質問に対する練習が中心になるかもしれません。たしかにそうした対策の必要性自体、決して否定は致しません。ですが、そうした表面的なやり方にのみ意識を向けるのではなく、本質的な部分にも目を向けなければならないことは事実です。とりわけ倍率が3倍を超えるような大学を目指す受験生は、減点されないということに意識を向けるのではなく、より加点されること、つまりは本質に目を向けると良いでしょう。
👉より面接について知りたい方は
面接・プレゼン対策完全ガイド
■総合型選抜|地域別・条件別|大学別対策ページ一覧
総合型選抜は、大学や学部によって試験内容が全く異なります。まずはあなたが志望する地域や、自分の持ち味(各種活動や英検などの資格)に合わせて、具体的な対策を確認してみましょう。
✔まずは受験先や入試方式の選定法を知る
▶ 推薦入試 受験先・入試方式選定ガイド
✔地域別でさがす
▶ 北海道・東北地方|総合型選抜 実施大学 出願条件一覧
▶ 関東地方|総合型選抜 実施大学 出願条件一覧
▶ 中部地方|総合型選抜 実施大学 出願条件一覧
▶ 近畿地方|総合型選抜 実施大学 出願条件一覧
▶ 中国・四国地方|総合型選抜 実施大学 出願条件一覧
▶ 九州地方|総合型選抜 実施大学 出願条件一覧
✔書類+面接(プレゼン)のみ+出願資格なし
慶應義塾大学 SFC AO入試(総合型選抜)
総合政策学部と環境情報学部のAO入試は、書類と面接のみの試験。出願資格もなし。
立命館大学 総合型選抜(AO入試)
文学部のAO入試人文学プロポーズ方式は、書類と面接のみ。出願資格もなし
✔活動実績を重視
青山学院大学 自己推薦(総合型選抜)
コミュニティ人間科学部では、1年以上のボランティア活動が必要になる。
同志社 総合型選抜(AO入試) 自己推薦 推薦選抜入試
社会学部教育文化学科は、「教育と文化に関する活動」が出願資格。
西南学院 総合型選抜(総合型入試)
外国語学部や経済学部で活動実績型という入試方式がある。
立命館アジア太平洋大学 総合型選抜(AO入試)
すべての学部を対象とした活動アピール方式という入試方式がある。
✔留学経験を重視
法政大学 総合型選抜 自己推薦 公募推薦 グローバル体験公募
留学経験者のみを対象にしたグローバル体験公募推薦という推薦入試がある。
南山大学 総合型選抜(総合型入試)
10ヶ月以上の留学経験者を対象とした学校推薦型選抜がある。
関西学院大学 総合型選抜 グローバル入試 学部特色選抜 探求評価型入試
海外留学経験者が出願資格の1つとなっている、グローバル入試がある。
✔英語資格を重視
明治大学 総合型選抜 自己推薦特別入試 グローバル型特別入試
グローバル型特別入試は、英検準1級・TEAP285などで受験可能。
立教大学 総合型選抜 自由選抜入試 国際コース選抜入試
一定の英語スコアで国際コース選抜入試が受験でき、自由選抜入試との併願も可能。
中央大学 総合型選抜 高大接続入試 英語運用能力特別入試
英語運用能力特別入試は、一定の英語スコアがある受験生だけが受験可能。
筑波大学 総合型選抜 AC入試 推薦入試
推薦入試では規定の英語スコアを超えている受験生には加点。
✔論文重視
お茶の水女子大学 新フンボルト入試
文系学部の新フンボルト入試は、図書館で6時間かけ論文を書く。
上智大学 公募推薦 学校推薦型選抜
活動実績よりも論文などの筆記試験重視。
関西大学 総合型選抜 AO入試
文学部のAO論文評価型は事前に6000文字ほどの課題レポートの提出。
✔共通テスト不要の国公立大学
国際教養大学, 東北大学, 筑波大学, お茶の水女子大学, 茨城大学,
横浜国立大学, 横浜市立大学, 都留文科大学, 静岡大学, 金沢大学,
神戸大学, 神戸市外国語大学, 叡啓大学, など多数あり
■総合型選抜に落ちる原因
総合型選抜で不合格になる受験生には、いくつか共通する原因があります。ここではそのことについて説明していきますので、まずは自身が総合型選抜を受験する価値があるのかを見極め、受験すると決めた場合は、実際の準備で以下のことを参考にしてもらえたらと思います。
評定・欠席日数・英語などの資格
出願資格とはなっていないものの、評定や低い場合や欠席に数が多い場合には、それだけで不合格になってしまうケースも少なくありません。この基準は大学によってまちまちであり、一切関係ないという大学も存在しますが、有名大学を受験する場合ですと評定は少なくとも3.5以上、欠席日数は3年間で30日以下であることが望ましいといえます。また、出願資格として設定はされてはいないものの、英検などの資格がないとそれを超えるような実績がない場合は合格が難しくなる大学や学部が存在することも事実です。
アドミッションポリシーと志望理由書の不一致
推薦入試はあくまで、アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)に示されている、大学が求める人物像に合致することが合格の前提になります。つまり、自分の経験や価値観がどう適合するのかを志望理由書などに示されていなければ、合格の必然性を示せません。大学の理念や学部の特色をよく確認せず、自分の関心がどのように結びつくのかを具体的に示していない。ただの一般論や入りたい理由だけを書いているようでは、なかなか合格に至らないでしょう。
自己分析不足
推薦入試において活動経験は重要ですが、その背景や学んだこと、価値観の変化を語れない場合、大学側から思考が浅いと判断されます。さらに大学入学後に学びたいことも、良く調べたもののそれが単なる一般論でそこに自分の気持ちが反映されていない場合には、良い評価を得られません。
総合型選抜はよく、お見合いにたとえられます。相手に自分の何をアピールするのか、それがなければ自分が相手に選ばれることはなかなかないといえるのです。
志望理由書に偏った対策
総合型選抜において志望理由書はたしかに重要なのですが、それだけで合格できる大学は数少ないといえます。配点が公表されている大学を例に挙げると、例えば名古屋にある南山大学の外国語学部は、書類100点、小論文200点、面接150点という配点になっています。
ここからわかる通り、小論文や面接の配点の方が明らかに高いため、これらの対策をせずに志望理由書だけを良いものにしても、合格には至らないのです。
👉総合型選抜の塾選びは、総合型選抜の塾の比較ポイントを参考に!
■総合型選抜に関するよくある質問
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評定が低くても総合型選抜に合格できますか?
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総合型選抜では、評定が低くても合格できる大学は多くあります。総合型選抜はアドミッションポリシー、つまり大学が求める人物像に合致するかを評価する入試です。評定を重視する大学もありますが、志望理由書・活動実績・面接を重視する大学も多く、評定2.9で難関大に合格した例も実際にあります。
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「第一志望」というのは専願を意味しますか?
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「第一志望」という表現は、必ずしも専願を意味するわけではありません。専願である場合は、入試要項に「専願」「入学を義務付ける」などの明記があります。これらの記載がない場合、多くの大学では併願可能と考えて問題ありません。詳細は、併願か専願の見分け方から。
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総合型選抜とAO入試の違いは何ですか?
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AO入試は旧称であり、現在は「総合型選抜」が正式名称です。入試の制度や評価方法は、基本的に同じです。詳しくはAO入試とは何かをご覧ください。
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総合型選抜で合格するにはどんな対策をすればいいですか?
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総合型選抜では、活動実績の整理、大学研究、志望理由書作成、面接対策などを総合的に行うことが重要です。学力試験だけでなく、人物評価が重視されるため、早めの準備が合格への近道となります。詳しくは、総合型選抜完全対策ガイドをご覧ください。
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総合型選抜で不利になるのはどんな人ですか?
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「第一志望」という表現は、必ずしも専願を意味するわけではありません。専願である場合は、入試要項に「専願」「入学を義務付ける」などの明記があります。これらの記載がない場合、多くの大学では併願可能と考えて問題ありません。
■まとめと塾長の考察:総合型選抜は“戦略で決まる”
総合型選抜は、一般的に「勉強が苦手でも受かる入試」と誤解されることがあります。しかし実際には、思考の深さ、経験の整理、大学との適合性など、複数の要素を総合的に判断される入試であり、勉強と同じく準備量が結果に直結する入試方式なのです。
総合型選抜では併願が可能な大学も多くあり、さらには倍率の徐々に高まってきていますので、どんな大学を受験するのか、その選び方で対策や準備の効率が全く異なりますので、まずは受験パターンの戦略が必要だといえます。
そしてどんな活動をすべきかといった活動の戦略、さらには志望理由書・活動報告書・自己推薦書などの書類戦略、これらの一貫性を作り上げることが重要なのです。
そして受験期には、知識量よりも論理的に問題を設定し自分の意見を筋道立てて説明する力が問われる小論文の対策や、志望理由書と矛盾なく、自分の考えを簡潔かつ具体的に語れるかが評価される面接の対策が必要となります。これらは大学に対して直接自らの人間性や思考を表すことが出来る場となりますので、これら小論文や面接においては発信力の戦略が必要となります。
このように、総合型選抜はどれだけ大学を調べ、どれだけ準備したかで勝負が決まる入試です。だからこそ、表面的な対策ではなく本質は何かを考えて捉えることが、合格への最短ルートとなります。
この総合型選抜を受験する方は、総合型選抜の対策の流れを確認してください。また、当塾の授業や対策を知りたい方は、二重まる学習塾の総合型選抜オンライン指導のページにて、具体的な進め方を解説しています。
総合型選抜とは、志望理由書・活動実績・小論文・面接などを通し、大学が求める人物像に合致しているかを総合的に評価する入試方式です。以前は「AO入試」と呼ばれていましたが、現在は正式名称が「総合型選抜」とされています。本動画では、総合型選抜とは何か、AO入試との違い、どのような生徒が合格しやすいのか、そして対策すべきことを解説しています。
これから総合型選抜に挑戦する方、AO入試との違いがよく分からない方、どんな対策をすれば良いか迷っている方は、ぜひ本動画を参考にしてください。

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