総合型選抜で不合格になる理由7選|落ちる生徒の特徴とは?
総合型選抜は、一般入試とは違い、学力試験の点数だけで合否が決まるわけではありません。そのため「活動実績があれば合格できる」「志望理由書がよければ受かる」といった誤解を持っている受験生も少なくありません。
実際には総合型選抜にチャレンジする高校生も増えており、入試倍率は10倍を超えるケースもあります。そうした総合型選抜で落ちてしまう受験生には、いくつか共通した特徴があります。ここでは、総合型選抜で落ちる生徒の特徴と不合格になる理由を解説します。これから受験を考えている人は、自分が同じ失敗をしないように参考にしてください。
■総合型選抜で落ちる生徒の7つの特徴
総合型選抜で落ちる生徒にはいくつかの共通点がありますが、一言でいえば総合型選抜とはどんな入試であるかの理解がないまま受験をしていることが不合格となる最大の理由です。
総合型選抜は必ずしも評定が低いから落ちる、活動実績が少ないから落ちるという単純な理由ではありません。大学が求める人物像と合っていない場合、不合格になることもあります。以下では、そうした総合型選抜で落ちることが多い生徒の特徴を紹介します。
1.SNSで見つけた塾で指導を受けるだけで安心してしまう
総合型選抜において多くの生徒が陥りやすい罠は、「みんなが知らない特別なコツがあるはずだ」という幻想に依存してしまうことです。
塾の広告をみていると、「一般的な志望理由書の書き方では通らない」「英検や評定が低くても合格の秘訣はある」という、既存の手法を否定するフレーズが飛び交っています。これは心理学でいう「認知の容易性」を巧妙に突いた手法です。認知の容易性とは、脳が複雑な情報を避け、理解しやすい情報を無意識のうちに正しい情報だと錯覚してしまう心理的な性質のことを指します。
これはまさに合格基準が明確ではない総合型選抜と相性が良いといえます。泥臭い努力や複雑な思考を求められるよりも、これさえ知れば一発逆転できるというシンプルで魅力的な近道を信じたがる性質が人にはあります。詐欺が多いSNSでそうした塾の広告に飛びつき安心してしまうことこそが、実は不合格への最短距離を歩んでしまっているのです。
2.そもそも努力をしない
前述の塾に頼ることと同じですが、総合型選抜だからという理由で、それほど努力をしなくても合格できると思い込んでしまう生徒は一定数います。
たしかに総合型選抜は、学力試験の点数で合否が決まるわけではなく、一般入試のような学習は必要ありません。しかし総合型選抜では、それとは別の努力が必要になり、ただ一般入試とは努力の方向性が異なるだけなのです。
総合型選抜においては、出願前には志望理由書のテーマ設定や内容の方向性を考えなければなりません。さらには小論文や面接対策においても基礎からの体系的な対策が求められます。これらは受験生個々の努力量の差が、出来上がるものの質の差に繋がります。
よって総合型選抜においても努力は求められ、それをしない受験生には不合格という結果しか訪れません。
3.大学のアドミッションポリシー(求める人物像)と合っていない
総合型選抜は、大学のアドミッションポリシー(求める人物像)と受験生の一致を重視する入試です。そのため、どれだけ受験生の目標が明確で、それを裏付ける活動実績が充実していたとしても、大学の教育方針や学部の方向性と合っていない場合は高い評価を得られません。
つまり総合型選抜を目指すのであれば、自分の目標を明確にすることと同じくらい、受験先の大学がどのような学生を求めているのかを理解することが重要です。それがなくては総合型選抜における評価の中心である、アドミッションポリシー(求める人物像)との一致が認められず、書類審査の時点で不合格となってしまいます。
4.自身の目標ややりたいことが曖昧である
これは前述のケースとは真逆であり、受験生自身にやりたいことがないケースです。たしかに総合型選抜は、大学のアドミッションポリシー(求める人物像)との一致を重視します。しかしそこに受験生の明確な目標や学習計画がない場合、出来上がる志望理由書の内容は誰にでも書ける一般的なものになります。さらに面接での受け答えにおいても、予め用意したストックフレーズの域を超えないものになってしまいます。
生成AIの登場により、志望理由書などの事前提出書類の評価軸は、文章の良さから独自性へと移行しています。また面接において大学が聞きたいのは、予め用意されたものではなく、対話によって引き出される受験生の本心なのです。よって受験生自身が、やりたいことを持ちそれを深めた独自性あるものがなければ、総合型選抜においては不合格となる可能性が高まるのです。
5.資格や評定、活動実績だけで合格できると思っている
総合型選抜では、ボランティア活動や留学、部活動などの実績が評価されることがあります。しかし、それらの活動があるだけで合格できるわけではありません。重要なのはその活動から何を学んだのかであり、さらに大学の学びとどう繋がるのかが明確であることです。
総合型選抜において、資格や評定および活動実績が多くても、それが合格に直結するわけではありません。それらを志望理由と結びつけられない場合にはアドミッションポリシーとの一致は見られないという理由で、不合格になってしまうのです。
6.出願資格=必要最低条件であることを理解していない
総合型選抜では、評定や資格などの出願資格が設けられています。よくある誤解は、出願資格にそれらがない場合は、合否には一切影響しないと考えてしまうことです。さらに、そうした出願基準さえクリアしていればよいと誤解しているケースもよく見受けられます。
たとえば出願資格に評定の制限がない場合でも、ある一定の評定を下回っていれば一次審査の書類の時点で不合格になるケースは多々あります。また、出願資格に英検2級という設定があっても、合格者の多くはより高い英語資格を有していたり、活動実績も充実しているケースがあります。つまり、出願資格があくまで出願するための必要最低条件なのであり、合格の基準を鑑みない態度でいては、不合格になりやすいのです。
7.総合型選抜で合格可能な大学と自分の実力とに大きな乖離がある
一般入試では学力という明確な基準があり、模擬試験では合否判定がなされます。一方、総合型選抜ではそうした基準がないため、受験する大学と生徒の実力に大きな乖離がある場合は少なくありません。
その名の通り総合型選抜は、アドミッションポリシーとの一致や資格、さらには評定や活動など、評価項目は1つではありません。難関大学を目指す場合、なにか1つでも優れていれば合格できるというものではなく、すべてにおいて優れていなければなりません。実力差を把握することは難しい側面もありますが、大学名のみにとらわれて難関大学ばかりを受験し、不合格という結果を積み重ねる受験生は少なくありません。
■総合型選抜で落ちないために大切なこと
総合型選抜で合格するためには、上記7つのことに気を付けながらその逆のことを行えばよいのです。以下ではそのことについて、具体策を示しながら合格に至る対策を紹介いたします。
1.総合型選抜のための塾選びのコツを知る
総合型選抜の塾選びにおいて最も危険な方法は、SNSに流れてくる「みんなが知らない特別なコツがあり、それなら評定が低くても受かる!」という類の広告に釣られてしまうことです。簡単に受かると謳う広告に釣られてしまえば、その後の努力は限定的なものになり、それでは合格することは遠のきます。塾選びのポイントは多々あるものの、授業内容や指導時間が豊富であること、さらにはビジネスライクに接してくる塾より教育者として接してくる塾を選ぶと良いでしょう。
👉総合型選抜の塾を見分ける20の比較ポイント
2.努力ができる環境に飛び込む
総合型選抜は一般入試と同様、努力の量と合格率には高い相関関係があります。よって受験生は、自ら努力をするか、努力しやすい環境に飛び込むしかありません。たとえば塾の力を借りるのであれば、授業回数が多いところを選ぶのも1つの手段です。なぜならそれは、学習習慣の獲得にもなり、短期決戦の総合型選抜では合格率を上げるためには効果的なのです。
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3.大学がどんな人物を求め何をどう評価しているかを知る
総合型選抜は、大学のアドミッションポリシー(求める人物像)と受験生の一致を重視する入試です。そのためには、志願先の大学がどんな人物を求め、そして入試では何をどのように評価しているかを知らねければなりません。以下のリンクから、全国の総合型選抜を実施している主な大学を紹介するページに移動できます。まずはここから、自身が興味ある大学の情報を得ることから始めてみましょう。さらに他大学の情報も調べて比較を重ねることで、自身が気になる大学の特徴があぶりだされるでしょう。
👉全国の総合型選抜を実施している大学一覧
4.自身の目標ややりたいことを見つける手がかり
自分の目標や進路が曖昧だと感じている生徒こそ、小論文に挑戦することが効果的です。これは総合型選抜の試験対策になるからという理由ではなく、小論文を書くという工程は未知の学問領域に触れることになるからです。小論文のテーマは多岐に渡り、環境問題、AIの倫理、心理学、社会福祉など、普段の生活では通り過ぎてしまうような問いに深く向き合うことになります。そうした学問や社会の出来事に触れる事こそ、好きや興味を掘り起こす絶好の機会になるのです。
👉総合型選抜の小論文完全対策
5.資格や評定、活動実績だけで合格できると思っている
総合型選抜は、まさにその名の通りいくつかある評価項目の総合的な判断で、合否が決まります。たとえ資格や評定および活動実績が多くても、それだけで合格に直結するのではなく、それらを志望理由と結びつけアドミッションポリシーとの一致を図ることも重要です。1つの項目だけで合格に繋がるのだと考えているのであれば、まずは総合型選抜とはどういう入試であるかを知ることから始めましょう。入試の本質を知り何がどう評価されるかの理解を深めることで、対策の質が高まり、合格の可能性は高まるのです。
👉総合型選抜とはどういう入試であるかを知る
6.評定や資格が総合型選抜でどう取り扱われるかを知る
総合型選抜では出願資格は必要最低条件であり、合格に至るための条件とは乖離があります。こうした乖離を避けるには、まず評定がどう取り扱われるかを知ることから始めましょう。評定の取り扱われ方を知ることは、資格の取り扱いや活動の取り扱いなどにも応用できます。そうして出願資格になっているものを満たすだけで満足する状態から、さらなる高みを目指そうとする姿勢が生み出されます。出願資格は大学が重視することであり、その項目に関してさらに磨きをかけることで、合格しやすい状態を目指すようになるのです。
👉総合型選抜と評定の関係について
7.総合型選抜で合格可能な大学と自分の実力とに大きな乖離がある
総合型選抜で今の自分が、どのくらいの大学を目指せるのか。それは個々の状況や受験先の大学によって異なります。それを自身で判断することは難しいため、経験と実績あるプロに相談することが一番です。当塾では無料の相談を承っておりますので、是非ご利用ください。
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■総合型選抜で落ちる生徒の特徴に関するよくある質問
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総合型選抜で不合格になる可能性は何%くらいありますか?
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受験する大学によって難易度や入試倍率が違うため、一概に何%という割合を示すことはできません。しかしながら、別のページに総合型選抜における合格率に関して説明しています。それを参考にすれば、総合型選抜で不合格になる割合が分かります。
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総合型選抜で全落ちした場合はどうなりますか?
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総合型選抜で全落ちした場合、3つの選択肢が考えられます。1つ目は一般入試に切り替える、2つ目は浪人をして次年度の一般入試を目指す、3つ目は浪人をして再度、総合型選抜を目指すという、いずれかになります。それら全落ちした場合のことに関しては、総合型選抜に全落ちした場合を参考にしてください。
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総合型選抜で不合格になる一番多い理由は何ですか?
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最も多い理由は、大学のアドミッションポリシーと受験生の取り組みが一致していないケースです。近年、総合型選抜では複数の大学を受験することが当たり前になっており、1つ1つの大学のアドミッションポリシーを隅々まで読み込む生徒は少なくなってきました。どの大学も似たような準備をすることは間違いありませんが、何をどう評価するかは大学によって異なります。つまり総合型選抜に不合格になる一番多い理由は、入試要項に記載されているアドミッションポリシーを読み込まず、一致が測られていないことなのです。
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総合型選抜においては、浪人生は不合格の可能性は高まりますか?
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いいえ、評定や資格、活動実績などの条件が同じであり、志望理由書や小論文などのクオリティも同じであるなら、浪人生だからという理由で不利に扱われることはありません。浪人生が不利に扱われる大学や学部も確かにごく一部存在する。たしかにそんな噂を耳にすることもありますが、当塾の生徒の合格実績は、浪人生の方が対策に掛ける時間に余裕があるためか、むしを合格率は現役生を上回っています。
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地方の生徒は総合型選抜で不合格になる可能性は高いですか?
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住んでいる地域が合否判断に直接影響することはありません。しかしながら、地方に住んでいる生徒が地元の塾や学校の先生の指導に頼った状態であれば、自ずと情報は限られるため、対策の質が劣り、不合格につながることはあるでしょう。
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総合型選抜で不合格にならないように、いつごろまでに準備や対策を始めるべきですか?
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総合型選抜は評定や資格なども合否判断の1つの材料です。たとえ総合型選抜を目指していなくても、評定を維持し資格を取得してきた生徒は、高3の7月からでも合格するケースは多々あります。つまり、大学に提出する書類や小論文などの過去問対策であれば、高3の7月頃からでも間に合います。ただ、資格の取得や活動の積み上げまで鑑みて、高2の4月頃から始める生徒も増えています。
これらの動画では、総合型選抜をはじめとする推薦入試で不合格になるケースに関して述べています。気づかぬうちに大学から評価されず、不合格の方向に自ら足を進めてしまう受験生も一定数いることは事実です。したがって、総合型選抜で不合格を避けるためには、ぜひこれらの動画を参考にしてください。
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