甲南大学 総合型選抜 公募制推薦対策|小論文・面接・志望理由書の攻略法|オンライン+対面【二重まる学習塾】
2025.06.06
甲南大学の総合型選抜について
甲南大学は産近甲龍の一角を成す大学であり、近年は徐々に総合型選抜の方式や定員の拡大が続いています。この甲南大学の総合型選抜や公募制推薦の受験をお考えの方は、まず総合型選抜とはどういった入試なのか、そして学校推薦型選抜とはどういった入試なのかを確認すると、それぞれの入試方式の違いがより深く理解できることでしょう。
■甲南大学について
甲南大学は、1910年に関西の実業家の間で設立された幼稚園と小学校がその歴史の始まりです。1919年にいまの甲南大学岡本キャンパスに中学校が設立され、その後、高等学校なども作られていきました。そして第二次世界大戦後、新生代学校へと昇格していくのです。
甲南大学には3つのキャンパスがありますが、メインキャンパスは阪急電鉄神戸線の岡本駅近くにある、岡本キャンパスになります。駅からも近く閑静な住宅街にあり、初めて行く人はそのセレブな雰囲気にきっと驚かれるでしょう。
●岡本キャンパス
〒658-8501 兵庫県神戸市東灘区岡本8-9-1
■甲南大学の総合型選抜
甲南大学は、総合型選抜を積極的に行っている大学とはいえません。産近甲龍および関関同立といった関西を代表する私立大学の中で、最も消極的だと言っても過言ではないかもしれません。
しかしながら、近年は総合型選抜の方式および定員を徐々に拡大しており、現在では総合型選抜公募制推薦入試AO型という名称にて、文学部歴史文化学科、経営学部経営学科、マネジメント創造学部、グローバル教養学環などが受験可能です。
文学部歴史文化学科の総合型選抜
1次選考は志望理由書などを提出することになりますが、そこで指示されている記載内容は、歴史や地理のどこに強い関心をもっているか、その関心を深めるために自主的に行った活動であり、これらが重要視されます。とりわけ、自主的な活動が合否に大きな影響を与えるため、事前に探究などの活動が必須になります。その内容に関しては、資料館への訪問や地域の街並みの移り変わりなど、自身の研究テーマに基づいたものであることが望ましいでしょう。
2次選考はグループワークと面接になり、とりわけグループワークが合否に大きな影響を及ぼします。入試要項などには歴史や地理の資料読解および記述とあり、いわば筆記試験のような印象を受けます。たしかにそうした要素も含まれますが、考察に関する対話といった要素も含まれ、その対策も必須になります。
経営学部経営学科の総合型選抜
1次選考の書類審査においては、志望理由書や修学活動計画書の提出が必要になります。その他、高校生活の中で取得した様々な資格も提出可能であることから、この入試は全商などの資格を多く取得してきた商業科の生徒が有利になるものです。ただ、普通科の生徒では歯が立たないかというとそうではありません。活動実績を多く積み上げ、それらを材料にして志望理由や修学計画書などを生かすといった、書類の内容で勝つことも十分可能なのです。
2次選考は面接のみとなております。総合型選抜の面接は、最終確認の意味合いを込めて行われるケースもあります。しかし、この甲南大学経営学部の面接は入試倍率から見てもわかる通り、確実に選抜がおこなわれます。つまり、受け答えの質によって、他の受験生より劣っていれば容赦なく切り落とされるものになります。面接の内容に関しては、大枠が決まっており、受験生の志望理由などによって質問内容がやや変化する半構造化面接になります。これは、受け答えの内容の差が如実に表れるものになりますので、受験生は思考力を鍛えるところから対策をはじめる必要があるでしょう。
マネジメント創造学部の総合型選抜
1次選考は出願書類になり、とくにパーソナルヒストリーが重要視されます。これは、直面した課題の中での気づきや解決に向けた具体的経験を書き記すものであり、マネジメントの要素を取り入れた執筆が必要です。マネジメントとは解決策の良し悪しだけに限ったものではなく、どの様に考えたのか、どの程度深く考えたのかという、いわば思考力の側面が重要だといえます。
2次選考ではグループワークが行われますが、ネットなどを探しても、何が行われるのかははっきりした情報が得られないという受験生が多くいます。ここで行われるグループワークは、マネジメント総合学部らしい、企画案を皆で考えるといったものであると捉えておくと良いでしょう。単なる願望や楽しさだけで企画立案するのではなく、予算・人員・起源といった制限がある中での最適解を求めるものになります。
グローバル教養学環の総合型選抜
昨年までTalent型という名で行われていた推薦が、今回から個性重視型という名で行われるようになりました。この方式では、経済学部・マネジメント創造学部に出願が可能で、経済学部に出願するには英検2級や全商簿記1級などの資格が必要となります。マネジメント創造学部の方は資格も必要ありませんから、出願は非常にしやすいといえます。しかし、倍率が高くなる可能性があるので注意が必要です。
一次試験は書類審査になり、多くの受験生はここでふるいにかけられてしまいます。つまり甲南大学の公募制推薦 個性重視型を受験するには、書類の作成がかなり重要だということになるのです。実際に提出する書類は、志望理由、活動などに基づいた自己PR、そして学修計画書などになります。これらを作成する際のポイントは、①現状どんなことに問題意識を持っているか、②それを大学の学びを通してどの様に解決していきたいか、これら2点が明確であるかが重要です。これらが明確にあれば、志望理由や学習計画は書けるでしょうし、自己PRに関しても将来その問題の解決にあたるために相応しい素質や経験があることをアピールすると良いでしょう。
■二次試験面接の雰囲気
2次審査で行われるグループワークや面接はどんな雰囲気なのか。ここでは経営学部の個人面接に関して書いていきたいと思います。
過去に経営学部を受験した生徒によると、面接の雰囲気はどちらかといえば緊張感があり、面接官は頷いてはくれるものの雑談が混ざるようなラフさはなかったとのことです。また、お決まりの質問だけにとどまらず、経営に関する細かなことなども質問され、事前提出書類のどの内容を聞かれてもいいように準備することはもちろん、その学部で学ぶことを聞かれても、自分の考えを持ち答えられるようにしておきましょう。
このように、推薦入試では人物を評価します。たとえ雰囲気がラフなものであったとしても緊張感があるものだったとしても、評価されるのはきちんと明確な目標、学修計画があることを忘れず、甲南大学でどんな学習をしたいか、卒業後はどんなビジョンを持っているかを、自分の意見を力強く述べるようしてください。
■英語面接について
グローバル教養学環では、面接の際に英語での質問もなされます。ただ、全てが英語というわけではありません。志望理由などの大事なことは日本語で問われ、英語での質問はどちらかといえば英語力を試されるような内容だったということです。相手が発していることを正確に理解し自分の意見を英語で述べる。たしかにそうした英語力が問われることも確かです。印象としては英検2級レベルだったようですが、面接官は英検の場合より親切な印象で、言い間違えたとしても、落ち着いて話すように促してくれたそうです。
しかしここで見られているのはそうした英語力にとどまらず、積極的に伝えようとする態度です。面接指導では、一部で「身振り手振り」を禁止する指導がなされています。しかしこの甲南大学のグローバル教養学環の面接に関しては、そうした身振り手振りは積極的に取り入れるべきでしょう。
■商業科推薦入学試験
甲南大学経営学部では、商業科推薦入学試験が行われています。これは、出身の高校が普通科ではなく商業科の生徒のみが受験できるというものです。甲南大学にある公募制推薦の中で受験できるのは1つですから、公募推薦 個性重視型よりこちらの商業科推薦の方が倍率も低いため、商業科高校に通っている生徒はこちらの受験を考えましょう。
なお、こちらを受験する際は小論文の試験が課せられます。基本的な文章力のと経済に関する自らの意見を持つこと、これらを意識した小論文は事前の対策が必要になります。
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