明治

明治大学の総合型選抜

ここでは明治大学で行われている総合型選抜について、合格した生徒の実例や、その指導経験を元にし、総合型選抜の実態や対策法について詳しくお伝えしていきます。

明治大学について

 明治大学の設立者は?そう聞かれて答えられる人は少ないかもしれません。他大学のように、大隈重信、伊藤博文、津田梅子といった、歴史の教科書に登場するような人物ではありませんからね。といっても明治大学は、他の有名私立同様、日本が開国した明治時代に設立された大学の1つです。青年法律家であった岸本辰雄、宮城浩蔵、矢代操らによって設立された明治法律学校が明治大学の前進であり、法学部が看板学部だという意見があるのも、こうした歴史があるからなのです。

明治大学のキャンパスについて

和泉キャンパス
〒168-8555 東京都杉並区永福1-9-1
法学部・商学部・政治経済学部・文学部・経営学部・情報コミュニケーション学部(各学部1・2年次)

明治大学の総合型選抜

 明治大学の総合型選抜は学部ごとに多様であり、一覧にしてまとめると以下のようになります。それぞれ、試験内容はもちろん、願書提出期間や併願可能か専願なのかの違いもありますので、それらについては詳しく説明いたします。

文学部 自己推薦特別入学試験
商学部 公募制特別入学試験(大学入学共通テスト利用)
商学部 公募制特別入学試験(全国商業高等学校長協会会員校対象)
農学部 地域農業振興特別入学試験
農学部 自己推薦特別入学試験
国際日本学部  自己推薦特別入学試験
総合数理学部 自己推薦特別入学試験
政治経済学部 グローバル型特別入学試験
法学部 海外就学者特別入学試験
理工学部 アドミッションズ・オフィス(AO)入学試験

文学部 自己推薦特別入試について

 この入試における出願資格は評定3.5と決して高くはありません。むしろ重要なことは、入学後の学びに繋がる活動実績になるでしょう。ただこの活動実績は、評価の良し悪しではなく、その活動から得た知識や経験を、どのように入学後の学びにつなげるとかという明確なビジョンがあるかどうかということが入試要項などにも示されています。
また、難しいのは語学試験の取り扱いについてです。大学での学びにつながる活動実績の1つに語学試験を掲げることも認められており、英検の場合は2級以上が1つの基準になります。では、語学試験以外の活動を掲げた場合、語学資格は必要ないのかという疑問が生じます。その場合、出願することは確かに可能なのですが、合格するかというと実際には難しい印象があります。
 では実際、大きな活動実績を有していても不合格になるのか?小さな活動実績であっても合格するのか?気になる点はそのことでしょう。実際、いずれのケースもそうした例はございます。しかしながら相対的には、 活動実績の大小が合否に大きな影響を与えているという印象があることも事実です。
 実際に二次試験の面接では、例えば留学経験を有し高い語学試験のスコアを有していたり、珍しい活動経験を有しておる受験生に対する面接官の態度は他と比較しても異なっており、出願資格と合否判断はやはり異なるものだという認識は必要かもしれません。
 受験生が気になる面接のことですが、そもそも時間が10~15分程度ですので、そこまで深く聞かれることはありません。雰囲気は立教大学などと比べれば緩やかなもので、志望理由などの深掘りというより、むしろ文学を志す理由の方が重視されるという印象があります。

国際日本学部 自己推薦特別入試について

 明治大学の中でも新しい学部である国際日本学部で行われている、自己推薦特別入試について解説いたします。
 まずこの入試では志望理由および諸活動のことを書き記すエントリーシート、これら2つの書類の提出が求められます。学部の特性から、合否に大きく影響するのはこの書類であるといっても過言ではないでしょう。とりわけエントリーシートに関しては、学部で学ぶ内容との一致が重要であるといえます。なかでも、近年は在日外国人が増加している背景もあり、日本語指導ボランティアなどに取り組む高校生も珍しいものではなくなってきており、その実績があるから明治の国際日本学部の受験を考えているという受験生もいることでしょう。1つの目安としましては、合格にはそれプラスαが必要だとお考えください。そもそも明治大学では、活動実績の大小ではなく、それと学問との接続を重視しています。このことを念頭に、ボランティアだけで合格するわけではないということを前提に、その後何らかの探究活動を行うだとか、さらなる活動を行うだとか、積み重ねをしていくことを意識しましょう。
 当塾では、こうした国際日本学部対策にはかなり力を入れており、活動実績においても、その後の探究活動においても、かなりのものを積み重ねたうえで生徒たちを受験に送り出せる体制を整えております。

商学部公募制特別入学試験

 この入試は商業科などの、高校を卒業する予定の高校3年生のみを対象に行われます。まず出願資格としては商業科などに在籍しており、全商検定1級を6つ以上、評定4.2以上、欠席10日以下などの縛りがあります。
 試験内容は口頭試問のみとなり、入試倍率も高くありません。楽な印象を受けると思いますが、まず出願できるか否かが最初の関門となるでしょう。資格の取得も大変ですが、それに加えて評定も高く設定されていますので、真面目に高校生活を過ごしてきたか否かが問われるといっても良いでしょう。
 試験の口頭試問ですが、面接という要素も確かに存在するのですが、知識があるかどうかを問われることもあります。その質問に関しても、例えば「なぜ地方銀行の経営は縮小しているのか」など、現実に起きていることを問われます。したがって、高校の学びの延長線上に試験があるというより、それなりの対策をしていく必要があるといえます。

政治経済学部グローバル型特別入学試験(併願)

 まずこの試験は、英検準1級やTEAP285などの英語スコアを有している者だけが受験可能となり、併願も可能であるため多くの受験生がチャレンジする入試となっています。そして試験内容も一次試験のみとなり、書類、日本語、面接などで合否が判断されるという、試験内容に関しても受験しっやすいということが特徴であるといえます。
 まず試験内容となっている日本語というのは、小論文に国語の要素を含んだものだとお考えください。総合型選抜における小論文の試験は、一般的に指定された文字数の文章を書くというものになることが多いといえるでしょう。一方でこの明治大学のグローバル型特別入試は、小論文の要素もありますが、高校生が普段取り組んでいる模試の国語の要素をも含まれております。試験時間90分の中で、そこにある文章や資料の内容に関する問いに加え、自分の考えを書き表す内容となるのです。
 そしてこの試験は1日ですべてが行われ、小論文の後には面接が行われます。かなり多くの受験生がこの試験に挑むため、面接は個室というよりブースのようなところに案内され、いわば就活の合同セミナーのような流れ作業のように次々と受験生が面接に挑んでいきます。よって、他大学のような緊張感を感じなかったと述べる受験生も多いのですが、反対に言いたいことがあまり言えなかったなど、不完全燃焼であったという感想を述べる受験生も少なくありません。
 この入試に関しては、英語のスコア、海外経験、および日本語の試験など、これらを数値化して合否を出すという側面が強く、いわゆる人物重視という側面が強い総合型選抜とはやや異なるものとなっています。

明治大学の総合型選抜のまとめ

①明治大学は学部や学科により、入試方式が異なる。
②農学部の自己推薦や地域農業振興入試は専願である。
③文学部の自己推薦は、出願条件を満たしていても外国語資格があるとよい。
④商学部の商業高校公募推薦は倍率は低いが出願条件は厳しい。
⑤政治経済学部のグローバル型特別入試は、小論文+国語の模試だと考える。
⑥明治大学の総合型選抜は、農学部以外は併願可能。

二重まるでの対策

明治大学の総合型選抜は併願が可能であるため、受験者は他の大学も視野に入れて準備を進めることでしょう。当塾では指導時間に制限はなく、大学を何校受験しても追加料金は発生しません。なおかつ、ほぼ毎日指導が可能ですから、短期間のうちに準備や対策を進めることが必要な総合型選抜(AO入試)対策には適した環境です。無料体験も可能ですので、明治大学志望者は是非お問い合わせください。

二重まるを選ぶ5つの理由

①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能。
②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
③料金の追加はございません。
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⑤オンラインだけでなく、全国各地で対面授業を行います。(8時間×10日間)
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