総合型選抜はいつから準備する?高校1年〜3年の対策スケジュール
総合型選抜という入試方式で大学進学を考えている高校生からの最も多い質問は、「いつから準備すればいいのか」や「今からでも間に合うか」といったものが挙げられます。総合型選抜は一般入試とは異なり、志望理由書・小論文・活動実績など複数の要素を総合的に評価する入試です。そのため、直前の対策だけでは間に合わないケースも少なくありません。
では、総合型選抜の準備はいつから始めるのが理想なのか。このページでは、高校1年・高校2年・高校3年それぞれの時期にやるべきことを整理しながら、総合型選抜の正しい準備スケジュールを解説します。
■総合型選抜はいつから準備するべきか
結論からいえば、総合型選抜の準備は高校2年生頃から始めるのが理想的です。なぜなら総合型選抜においては、次のようなものが評価の対象となり、ある程度の準備期間が必要になることがわかるでしょう。
いずれもが短期間で何とかなるものではありません。特に評定や資格取得は高校生活における学習の積み重ねが必要なため、早めの準備が重要になります。ただし、実際には高校3年生になってから総合型選抜を考え始める生徒も多くいます。そのため、次では学年ごとにどのような準備が必要かを解説します。
▶ 評定
▶ 資格取得
▶ 活動実績
▶ 大学調べ
▶ 小論文
▶ 志望理由書
▶ 面接
高校1年生から対策を開始する場合
▶ 資格取得
100名ほどいる当塾の生徒の中に、高校1年生は毎年3~4名ほどです。高校1年生から塾で総合型選抜の対策をするのは、少数派といえます。しかしながら、英検など学習の積み重ねが必要なものに関しては、高1から取り組む意味は大きいでしょう。
▶ 活動実績
総合型選抜における活動実績は、学校で行う部活動や探究活動などももちろん評価の対象ですが、学校以外で行う活動の方が高く評価されることがあります。なぜなら総合型選抜では、主体性や自主性が評価対象になるからです。
さらに活動実績が高校3年次に固まっていると、いかにも総合型選抜のために取り組んだと思われます。高校1年次から活動を積み重ねていることは、大学側も高く評価します。
▶ 評定
総合型選抜では、大学によっては評定平均が出願資格になることがあります。高校1年生からの成績も平均に含まれるため、早い段階から評定を意識することが重要です。
高校2年生から対策を開始する場合
▶ 資格取得/活動実績/評定
これらは高校2年次から対策を始める場合でも重要になり、高校3年生の出願時まで続けるべきです。なかでも、資格取得がまだの場合や活動実績が不十分である場合、優先事項はこれらになります。さらに高校2年次の後半からは、以下のことに取り組むことになります。
▶ 大学調べ
オープンキャンパスの参加はもちろん、資料を取り寄せるなどして大学調べを本格化するべきです。総合型選抜においては、大学が求める人物像との一致が合否を決める評価項目の1つになります。よって、大学のことをよく知ることは欠かせないのです。
▶ 小論文
総合型選抜における大学が求める人物像の一致とは、学問的接続です。自身が大学でどういう学問に携わりたいのか、そうした目標を明確にするためには、小論文を通じて学問のことを知る取り組みが効果的なのです。
高校3年生から対策を開始する場合
高校3年生になってから総合型選抜を考え始める生徒も少なくありません。実際に、高校3年生の春から対策を始めて合格するケースもあります。ただし、その場合は次の点を早急に進める必要があります。
▶ 評定
評定平均はすべての教科の平均になります。1年生から学習を続ける英語や数学の評定を伸ばすことは難しいものの、公民(現代社会など)や情報などが高3になってから履修する場合、これらの評定を上げることで全体の評定もある程度上げることが可能です。
▶ 資格取得
総合型選抜では出願資格にない場合でも、英語資格を有していれば高い評価を得られるケースは少なくありません。よって、英語資格を有していない場合には、早めに資格取得を目指しましょう。
▶ 活動実績
総合型選抜では志望理由書や自己アピール書など、提出する書類が多くあります。それらの多くは活動に基づいて記入する場合が多いため、何らかの実績は積まなければなりません。
▶ 大学調べ
総合型選抜における大学調べは、自分の将来のビジョンと大学の教育方針がどれだけ一致しているかといったマッチングが重要です。単なる情報収集ではなく、志望理由に圧倒的な説得力を持たせるための根拠集めともいえるのです。具体的には、大学のアドミッション・ポリシー(求める学生像)を理解した上で、カリキュラムやシラバスを精査し、特定の教授の研究内容などその大学でしか得られないものを洗い出しましょう。その際、他大学との比較を通じることで、その大学なのかが明確になるケースもあるのです。
高校3年生から総合型選抜の対策を始める場合、大学調べを深めることで自分自身の学びの目的やその大学に対する理解を深めることが、志望理由書の作成に繋がっていくのです。
▶ 小論文
小論文対策の核心は、単なる文章術ではなく、正解のない問題に対して根拠を持って自分の意見を論じる力を養うことにあります。これらは総合型選抜で課される小論文の試験に役立つことはもちろんですが、学問的理解が深まるため、大学の理解や志望理由書の作成の際にも役立ちます。さらに、学問的対話の場でもある面接においても、小論文で培われた多角的な視点や論理的思考力は、面接においても役立ちます。
よって高校3年生から総合型選抜の対策を始めるのなら、この小論文対策を中心に据えてこそ、効率化が図れるはずです。
▶ 志望理由書
大学が求める人物像の一致が重視される総合型選抜において、その材料となるのが志望理由書です。そこに書き記すことは単なるイメージや憧れといったものではなく、あくまで学問やこれまでの活動との接続や一致なのです。
よってこの志望理由書の作成は、活動、大学調べ、小論文対策をある程度行ってからの方が効果的です。それらをすることなく取り組むと、内容に関する質が劣ってしまうことはもちろん、時間の面でも非効率です。志望理由書などは1か月あれば仕上げることができますので、まずはその土台となる活動、大学調べ、小論文対策を優先すべきなのです。
▶ 面接
面接対策で重要なことは、決して想定問答を暗記することではありません。その本質は、大学での学びに対する本気度を直接自らの声で大学の先生に届ける準備です。面接でよく問われることは書類に書いたこと関するものなので、その対策は書類完成後からになります。
■総合型選抜の一般的なスケジュールとその対策
総合型選抜のスケジュールから逆算した、取り組むべきことの期限

上の図は、一般的な総合型選抜のスケジュールをまとめたものです。調査書発行、出願、そして試験、それぞれのタイミングまでにしなければならないことがあるのです。
調査書発行までにしておくこと
・評定
出願までにしておくこと
・資格取得
・活動実績
・大学調べ
・志望理由書作成
試験までにしておくこと
・小論文対策
・面接対策
総合型選抜に対する二重まる学習塾の対策スケジュール

▶ 評定
評定対策は高校入学時から調査書発行まで意識して取り組むべきです。
▶ 資格取得
資格取得は出願までにしておくべきことの1つです。当然それに向けた対策は、その前から長期的に行わなければなりません。
▶ 活動実績
活動実績は出願までにしておくべきであり、1つではなく複数の活動があると書類作成などの良い材料になります。
▶ 大学調べ
大学調べに関しても、出願までにしておくべきことの1つです。これは志望理由書などの提出書類作成のための土台になるものであり、それらを作成し始める前にはある程度終わらせておきたいものになります。
▶ 志望理由書
総合型選抜において重要となる志望理由書は、出願の1か月前から取り組み始めるべきことです。より良いものを作成するには、独自の調査などをするケースもあり、その場合は3か月ほど前から取り掛かりたいところです。
▶ 小論文
試験までに行わなければならないのが小論文対策です。もちろん、大学の難易度によって到達すべきレベルには違いがあり、それらを鑑みると、可能であれば試験の3か月前から取り組み始めたいところです。
▶ 面接
面接で問われることは、提出書類からであるケースが多いため、対策を開始するのは出願後になるでしょう。
結論:総合型選抜対策はいつから?今からでも間に合う?
➡高2の9月頃までに始めると完璧
活動実績のことを鑑みると、高2の9月頃から始めればかなりのものが積み上げられます。またこの時期から始めれば、資格対策や小論文対策など、他の対策に掛けられる時間も十分とれます。
➡高2の2月頃までに始めると0からでもなんとかなる
調査書には、学年ごとにどんな活動を行ったのかが記されます。高2の活動実績を作ることを鑑みれば、高2の2月までに対策を始めれば、0からでも十分勝負できる状態になります。その他、資格や志望理由書対策に関しても、この時期であれば十分余裕を持って取り組めます。
➡高2の3月から高3の4月頃に始めると小さな不安が残る
毎年、生徒が塾に申し込むタイミングとして一番多いのが、高2の3月から高3の4月にかけてになります。総合型選抜の試験の半年前、さらには学年が変わるこの時期は、タイミングとして始めやすい時期なのでしょう。
ですが活動実績が高2の頃にない状態だと、もう少し前に始めたかったと口にする生徒は少なくありません。また、英検の取得に関しても対策の時間が限られるため、元々の能力に依存する面も生じるのです。
➡高3の6月から7月でも間に合うのか
生徒が塾に申し込むタイミングとして2番多いのが、高3の6月から7月にかけてになります。この時期から始めれば、塾の指導によって大学調べや志望理由書の作成などは、たしかにまだ間に合う時期でもあります。
ですが、英検などの資格取得のための対策は時間的にも難しくなり、さらには取り組める活動実績にも限りが生じます。
つまり、評定や資格を元々有しており、小さくても良いのである程度の活動実績がある場合は、この時期から始めてもまだ間に合うというタイミングになります。
➡こうした対策は塾に通っているケースがほとんど
近年、高校においても装具型選抜への対策を行うところは多くなっています。しかしながら、長期的かつ体系的に行うには、塾の利用が欠かせません。もし、塾の利用をお考えになる場合には、総合型選抜の塾から、その見分け方をまずは確認しましょう。
■総合型選抜の対策で役立つリンク集
▶ 総合型選抜とはどういう入試か
▶ 評定が総合型選抜でどのように扱われるか
▶ 英検対策
▶ 活動実績ガイド
▶ 総合型選抜を行っている全国の大学一覧
▶ 小論文完全対策
▶ 志望理由書完全対策
▶ 面接完全対策

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■総合型選抜でいつから対策を始めるかに関するよくある質問
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高3の6月までは英検取得に集中し、7月から総合型選抜の対策をしたいのですが間に合いますか?
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英検を取得できると仮定したうえで、何らかの活動も並行して行うのであれば、高3の7月からでも間に合います。総合型選抜で重要なのは、①志望理由書、②資格、③活動実績です。このうち志望理由書は7月からでも間に合います。資格も取得できると仮定すると残りは活動実績です。よって、英検取得と並行し、何らかの活動実績を積むことも並行すると良いでしょう。
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総合型選抜の対策を始めるのは、大体いつごろからが多いですか?
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当塾の場合、高2の3月から高3の4月にかけて対策を始める生徒が最も多く、次に多いのが高3の6月から7月にかけてとなります。高3の6月から7月というのは遅いように思えるかもしれませんが、それは英検の取得や評定アップのための学習に注力しているからです。それらも総合型選抜の合格につながる行為となるため、決して無駄にはなりません。
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高校1年生から総合型選抜の対策をしている生徒は、どんなことをしていますか?
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英検の取得を中心にし、あとは活動実績を積むことに励んでいます。総合型選抜においては小論文や志望理由書の作成も重要ですが、高1の時点でそれを行う必要はありません。高1から始める場合は、全てを同じ時期から同時に始める必要はありません。早く始めることのメリットは、時期によって為すべきことを1つずつこなせる点です。
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対策を早く始めるか遅く始めるかで、合格率に差は出ますか?
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対策を早く始めるか否かで変わるのは、合格率の前に受験する大学の難易度です。総合型選抜においては、準備の大変さなどの点から、受験できる大学にある程度の制限が加わります。よって受験する大学は合格の可能性を鑑みた上で決めることになります。仮に同じ大学を受験する場合、早く始めた生徒の方が高い合格率を残すでしょう。
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総合型選抜の対策を始める時期が遅いと、受験できる大学の数に影響はありますか?
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はい、総合型選抜は大学のことをよく調べなければなりません。さらに総合型選抜であっても、小論文などの筆記試験があり、それらは大学によって差がある場合も多々あります。つまり、受験する大学の数が増えればそれなりの対応力が必要になり、それを身につけるにはある程度の対策を要します。よって、対策の開始時期が遅くなると、合格の可能性を高めるために、受験する大学の数を絞り込むことが一般的です。
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英検の取得や活動実績を積んでいれば、総合型選抜の対策は高3の7月頃からでも大丈夫ですか?
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概ねその理解で良いかと思います。英検などの資格や活動実績が十分であれば、あとは志望理由書の作成や、論文および面接対策が主となります。しかしながら、受験する大学によっては7月では遅い場合もあります。たとえば関関同立などはそれでよいかもしれませんが、MARCHとなるとやや遅いという印象はぬぐえません。MARCHは活動実績に基づく志望理由書が重視されるため、7月からで間に合う生徒は、ある程度の文章力や思考力が具わっている生徒に限定されます。
これらの動画では、総合型選抜の対策をいつから始めるべきかに関して述べています。さらに長い時間を要する志望理由書に関して、その作成の手順を解説しています。総合型選抜対策はいつから始めるべきか。それには個人差が見られます。これら2つの動画を見た上で、受験生は自分の状況と照らし合わせて考えて頂けたらと思います。
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