▲■日以上アウト!? 総合型選抜と欠席日数 大学ごとの実例紹介
総合型選抜では欠席日数が合否にどの程度影響するのか、不安に感じている方は少なくありません。実際、大学は出席状況をどのように評価しているのでしょうか。本記事では、欠席日数が多い場合の影響や評定との関係、挽回の具体策まで詳しく解説します。
■調査書に記される欠席日数について
総合型選抜においては、ほとんどすべての大学で出願時に調査書を提出しなければなりません。その調査書には評定平均や活動歴などと共に、高校1年生から調査書発行までの出席状況が記載されています。
総合型選抜とは、大学のアドミッションポリシーとの適合や学力の3要素を有しているかを、大学が様々な側面から判断する入試です。そのうちの1つの審査項目が、欠席日数なのです。
調査書における欠席日数の書き方のサンプル
以下の表は、調査書に記載される欠席日数の書き方のサンプルです。これを元にして、欠席日数がどのように書かれるのかをここでは説明いたします。
| 区分/学年 | 1学年 | 2学年 | 3学年 |
| 欠席日数 | 0 | 0 | 7 |
| 出席日数 | 198 | 181 | 177 |
| 備考 | 公欠2 | 皆勤 | 体調不良 公欠2日 |
調査書に書かれる欠席日数に関する各項目
▶ 欠席日数
調査書に書かれる欠席日数は、学校で授業が行われる日に体調不良などを理由に欠席した日数です。
▶ 欠席理由
欠席がある場合、調査書にはその日数のほか、簡単な理由が記されます。その理由は「体調不良」と記されるのが一般的ですが、「発熱」や「腹痛」など、より細かく記されることもあります。
▶ 公欠
調査書には欠席日数とは別に公欠が記載されます。公欠も学校を休んだ日数になりますが、これはやむを得ない事情があるケースです。公欠となるのは、インフルエンザなどの感染症や、冠婚葬祭、自然災害などの理由で欠席した場合です。なおこれら公欠は、欠席日数には含まれません。
遅刻・早退の取り扱い
遅刻や早退は、調査書に記されることはありません。つまり、たとえ1時間だけであっても学校に出席しさえすれば欠席日数は0になるケースもあるのです。ただ高校によっては、遅刻や欠席が3回あると欠席日数1とする場合もあります。
■総合型選抜で欠席日数は見られるのか?
総合型選抜において調査書に欠席日数が記されるため、大学側はそのことを知ることになります。では、欠席日数が何日以上あれば合否に影響してくるのか。ここではそのことについて説明します。
早稲田大学社会科学部 全国自己推薦入試の場合
2026年3月までに卒業見込の者は、1年1学期または前期から3年(4年制定時制は4年)1学期または前期までの調査書記載の欠席日数が45日以内。
上記は、早稲田大学社会科学部で行われている全国自己推薦入試の入試要項から抜粋したものです。そこには、欠席日数が45日以内のものだけに出願資格を与えると記されています。
慶應・上智・MARCH・関関同立の場合
総合型選抜において欠席日数が多い場合、何日以下であれば問題ないのか。そのことを気にしている高校生は少なくないでしょう。結論から申しますと、それは大学や学部、入試方式によって基準が異なります。
一般的に難関私立大学の場合、1年間の合計で10日未満、3年間の合計で30日未満に抑えておくべきです。
日東駒専・産近甲龍などの場合
総合型選抜における欠席日数のボーダーラインは、大学の難易度とある程度の相関関係が見られます。日東駒専や産近甲龍の場合、1年間の合計で15日未満、3年間の合計で45日未満に抑えておくべきです。
欠席日数が42日間あった生徒の実例
以下はとある生徒の調査書に記された、欠席日数を転記したものです。この生徒は1年次に22日、3年間合計で42日の欠席がありました。調査書の下にあるのはこの生徒の受験記録になります。
ここから、欠席日数が30日を超えるとMARCHや関関同立の受験は厳しくなることが伺えます。ただし、そこからややランクを落とせば合格可能な大学があることも分かります。
●とある生徒の調査書に記された欠席
| 区分/学年 | 1学年 | 2学年 | 3学年 |
| 欠席日数 | 22 | 10 | 10 |
| 出席日数 | 175 | 170 | 128 |
| 備考 | 頭痛4日 発熱9日 腹痛2日 風邪7日 | 頭痛3日 発熱4日 風邪3日 | 頭痛4日 発熱2日 腹痛2日 風邪2日 |
●この生徒の受験記録
| 受験大学 | 推薦方式 | 書類選考 |
| 明治大学 文学部 | 自己推薦特別入試 | ✖ |
| 関西大学 外国語学部 | AO入試 | ✖ |
| 関西学院大学 総合政策学部 | グローバル入試 | ✖ |
| 立命館大学 文学部 | AO入試 | ✖ |
| 名古屋外国語大学 外国語学部 | 総合型選抜 | 〇 |
| 西南学院大学 外国語学部 | 総合型選抜 | 〇 |
■欠席日数が多いのに合格できる大学・入試方式
欠席日数が多いものの合格したケースがある有名大学
総合型選抜や自己推薦において、欠席日数が多いにもかかわらず合格した実例はいくつもあります。ここではその一部を以下にまとめます。
| 受験大学 | 推薦方式 | 欠席日数 |
| 國學院大学 法学部 専門職選考 | 公募制自己推薦AO | 65日 |
| 武蔵野大学 人間科学部 | 総合型選抜 | 62日 |
| 南山大学 外国語学部 | 総合型選抜 | 43日 |
| 名古屋外国語大学 外国語学部 | 総合型選抜 | 42日 |
| 京都産業大学 経営学部 | マネジメント選抜 | 41日 |
| 西南学院大学 外国語学部 | 総合型選抜 | 42日 |
欠席日数が多くても合格可能な大学や入試制度の特徴
総合型選抜や自己推薦において、欠席日数が多いものの合格が可能な大学や入試方式には特徴があります。
1つ目は、やはり大学の難易度です。欠席日数が1年間で10日、3年間で30日を超える場合は、MARCHや関関同立といった難関大学の合格は難しくなります。もし欠席日数が30日を超える場合は、1つ下のランク帯の大学を受験すれば、合格の可能性はあるでしょう。このように、欠席日数が多くても合格可能な大学は、やはり難易度との相関関係がみれらます。
2つ目は入試方式です。特別な資格を有しているものを対象としたものや、筆記試験重視の入試方式は、欠席日数をあまり重視しない傾向があります。そうした入試方式を選択することで、欠席日数が多い受験生も総合型選抜では合格が可能なのです。
総合型選抜と学校推薦型選抜における欠席日数の取り扱い
推薦入試や年内入試とも称されるものの中には多様な入試方式があり、有名なものが総合型選抜や学校推薦型選抜です。
一般的に欠席日数が多くても合格の可能性が高いのは、総合型選抜です。学校推薦型選抜とは、受験生の高校生活での取り組みが重要視され、評定や取得した資格、高校内での活動が評価対象になり、当然そこには欠席日数も含まれます。よって、欠席日数が多くても合格の可能性が高いのは、学校推薦型選抜ではなく総合型選抜となるのです。
よりこれらの入試方式のことを知りたい場合は、総合型選抜とはどんな入試か、学校推薦型選抜とはどんな入試かをご確認ください。
欠席日数が多くても合格できる大学のまとめ
総合型選抜や学校推薦型選抜といわれる入試方式では、欠席をはじめ評定など、表には出ない評価に基づき合否が判断される部分もあります。これらに関しては、私共のような塾でも経験によってしか知ることはできません。
したがって、欠席日数や評定など何らかの不安な点を抱えている場合は、塾の利用も念頭に置くと良いでしょう。塾といっても様々あるため、信頼できる塾を探すには、総合型選抜の塾の見分け方を参考にしてください。

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■総合型選抜と欠席日数に関するよくある質問
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調査書に記される欠席日数は、いつからいつまでのものですか?
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現役生の場合の欠席日数は、高校入学時点から調査書発行までの分になります。浪人生の場合は、高校入学時点から卒業までの分になります。
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途中で高校を変え転校した場合、前の高校の欠席日数は関係ありますか?
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はい、関係あります。調査書を発行するのは今通っている高校ですが、そこには前の学校の欠席日数や評定、取り組んだ活動なども記されます。よって転校しても、転校したこと自体が分かるようになっており、欠席日数も前の学校の分と合わせて記されます。
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通常の教室ではなく保健室登校であった場合、それは欠席として扱われますか?
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保健室登校である場合、それは欠席日数にはカウントされません。これは遅刻や早退と同様に、少しでも学校に行きさえすれば出席扱いとなるからです。通常の教室で勉強しなくとも、きちんと出席としてカウントされます。
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3年間の欠席日数は25日程度ですが、高1の時に15日ほど休みました。これは不利になりますか?
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大学によっては不利になります。欠席日数は3年間で何日かという見方もあれば、1年間で何日かという見方もあります。よって後者の見方をする大学の場合、1年間で15日の欠席が不利になる大学もあります。ただ、そうした大学は一部であるため、気にしなくても良いという見方もできます。
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大きな病気を患っていたことが理由での欠席も、合否に影響しますか?
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書類審査は足切りという側面があり、個々の事情は考慮されないことも多々あります。ただ調査書には、備考欄が小さなものですが存在し、そこに書かれた理由を考慮してくれる大学も存在します。
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一般入試でも欠席が多いことは合否に影響しますか?
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いいえ、影響しません。欠席日数は調査書に記されるものです。一般入試では基本的には調査書は不要であり、そのため欠席日数が合否に影響することはありません。しかし、一般入試でも一部は調査書の提出が必要なケースもあり、その場合は合否に影響することもあります。
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学校外のスポーツクラブに所属し、全国大会出場のために欠席した場合、それも欠席日数になりますか?
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そのケースの判断は、通っている高校によります。かつてスキーの全国大会に出場した生徒の場合、高校側は大会の日と、その前後の1日ずつが公欠扱いとしました。このように、高校側の判断で、公欠となるか欠席となるかが異なります。
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欠席日数が多い場合は総合型選抜で影響があるとは、それだけで不合格になるのか、減点されるかどちらですか?
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欠席日数が多い場合、それだけで不合格になるという意味で捉えてください。仮に不合格にならなくとも、面接などの最終判断でマイナス印象になるケースもあります。
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