名城

名城大学の総合型選抜

ここでは名城大学で行われている総合型選抜について、主に外国語学部を中心に、合格者の実例や指導の実例をもとに、入試の実態やその対策法を詳しくお伝えいたします。

名城大学の

 名古屋市内に4つのキャンパスを構える名城大学は、中部圏最大の総合大学です。9つの学部と23の学科がある分離総合の大学であり、学生数は15,000人を超えます。そのうち女子の割合は35%ほどで、その割合は年々高まっています。その歴史も古く設立は1926年、なんと大正時代に設立された長い歴史をもつ大学です。 

キャンパス
天白キャンパス:
〒468-8502 名古屋市天白区塩釜口一丁目501番地

名城大学の総合型選抜について

 名城大学は2019年度入試まで、総合型選抜(AO入試)は行われていませんでした。ですが2020年度入試から外国語学部において、英語ディスカッションというAO入試が行われることが発表されました。これが名城大学では最も今の総合型選抜(AO入試)につながっており、その後、経済学部、人間学部、都市情報学部、情報工学部などでも総合型選抜が行われるようになりました。
 注意点としては、学部により併願が可能であったり、専願であったりすることです。併願が可能なのは外国語学部のみとなり、その他は合格した場合に入学が義務付けられ宇専願になります。

名城大学 外国語学部 総合型選抜 英語ディスカッション

 名城大学学国語学部で行われている総合型選抜は、英語ディスカッションが行われ、それが大きく合否に影響することが最大の特徴だといえます。試験日程は9月上旬から出願が始まり、11月上旬に合否が決まるという、総合型選抜としては最も典型的なものになっています。この入試の出願条件は英検2級などの英語資格を有していることです。しかしながら、試験内容がディスカッションですから、スピーキング能力を磨いておく必要があるといえます。
 そして試験内容ですが、一次試験は書類審査のみとなります。調査書や将来の抱負などを記した志望理由などによって合否が決まります。外国語学部ですから語学が中心になりますが、単に語学力を磨きたいというものでは、受験生の中でも高い評価を得ることにはなりません。語学はツールであるという考え方があり、それを用いて何をするのか、そのことの方が重要になります。さらにはかつて、この大学の教授が、留学の意義について述べており、そこでは語学力向上のためだけの留学ではもったいないという発言をされておりました。このように外国語学部に提出する志望理由書などでは、語学+αが必要であるといえるのです。
 二次試験は小論文と英語ディスカッションになります。まず小論文ですが、これは英文の課題について日本語で400字以内で論述する形式です。試験時間としては60分の時間が与えられており、配点は40点です。この対策としては英語力はもちろんですが、内容としてはすべてを理解していなくとも、解けるような問題となっており、このことから日本語小論文の力の方が重要だと考えられます。次に肝心の英語ディスカッションについてですが、これは4~5名の受験生が1つのグループになり、与えられたテーマについて英語で討論する形になります。このディスカッションの時間は20~30分程度となり、配点は60点と小論文よりも高い配点になっています。そもそもに英語ディスカッション入試とも名付けられていることからも、さらには実際の配点からも、その能力が合否に大きく影響する入試です。このディスカッションでは、自己紹介や質疑応答も含むことから、時間としては案外短いものになります。与えられるテーマは身近で特別な知識がなくても討論できる内容、さらには一次試験合格者にはテーマのヒントが与えられ、求められるのはそれなりの英語力とコミュニケーション能力ということになるでしょう。
 こうしたディスカッションでは、もちろん積極的に自分の意見を発することが求められます。しかしながら、発信ばかりを意識し、場の雰囲気を乱すクラッシャーになっては意味がありません。こうしたグループディスカッションや集団面接では、積極性だけではなく協調性も重要な評価事項となります。自分だけが発言しようとするのではなく、相手の意見にも耳を傾ける姿勢も重要です。

名城大学 人間学部 総合型選抜 プレゼンテーション

 まず名城大学の人間学部は、他大学でいえば社会学部、心理学部、国際学部といったものになり、それらをすべて1つにまとめたような全国でも珍しい学部になります。いわば教養学部ともいえるこの学部は、学びを1つの領域にとどめたくないという受験生にはかなりオススメしたい学部の1つです。
 そして入試に関してですが、出願資格は評定や英語資格などはございません。しかしながら、課外における顕著な実績やユニークな活動経験を有する者ということが設定されています。これは、フィールド・ワーク、社会・地域貢献活動、企業・自治体等との協働などのことを指しており、ボランティア活動や商品開発、地域創生活動などが含まれます。さらには、入学後に自主的なプロジェクトを企画・運営する意欲を有する者ということも明記されており、このことから強く主体性や自主性を評価する入試であることが分かります。
 試験ですが、一次試験は書類審査となっており、ここでは主にその活動が評価対象になります。特に実績レポートの作成に受験生は力を入れるべきでしょう。そして二次試験ではプレゼンテーションが課され、受験生はそこで課外活動実績について口頭で簡潔に説明することになります。つまりこの入試は、高校生の頃にどんな活動をしたのかということ、このことの有無が大きく合否に影響するといえます。しかしながら、活動の有無も確かに重要ですが、その後その活動を学問へと接続せねばなりません。このことまで成し得れば、この人間学部の総合型選抜ではかなり合格に近づくはずです。

名城大学 都市情報学部 総合型選抜 まちづくり

 まず名城大学の都市情報学部は、近年よく見られる文理融合型の学部になっています。たしかにこの学部においては、情報という名称から理系の印象が強いかもしれませんが、経済や地域開発といった文系の分野の学びも可能であり、近年増加している地方創生系の学部の要素を踏まえつつ、交通や防災といった都市環境の学びも可能な学部となっています。
 そして都市情報学部で行われている総合型選抜は、まちづくり経験の実績が出願条件となっています。ただ入試要項には、まちづくりに携わったということにとどまらず、省庁、自治体、大学、まちづくりに取り組む団体が開催するまちづくりや観光に関する研究発表会、コンテスト等において発表実績がある者と明記されており、これはまちづくりに携わるだけではなく、そのことを発表していなければ出願資格を満たさないことになります。
 そして実際の入試は、一次試験では発表実績が主な審査対象となり、二次試験では800文字ほどの意見論述の小論文、およびまちづくりの活動に関するプレゼンテーションが課せられます。つまりこの入試は人間学部のプレゼンテーション入試とよく似ており、ただ求められる活動が「まちづくり」に限定されていることがその特徴だといえます。まちづくりとこの学部内容を鑑みますと、文化につなげてもよいですし経済につなげてもよい、さらには統計的な考察をしたりなど、決して活動だけにとどまらず、学問へつながることを心がけるとよいでしょう。

名城大学 経営学部 英語資格取得者特別入試

 この入試は総合型選抜とは別に、特別入試という位置づけで行われているものです。なお、英語資格を取得している受験生のみが対象となり、出願条件は英検準2級や全商英語検定1級などとなっています。
 試験内容としましては、英語の筆記試験があり、英文和訳と英作文が課せられ、その配点は100点となっています。さらに面接が行われ、その配点は50点です。総合型選抜とは別という位置づけや配点のことを鑑みますと、この入試はどちらかといえば公募制推薦に近いといえます。合否を大きく左右するのは英語の試験だといえ、面接はいわば確認程度の位置づけであるといえます。出願資格が英検準2級と低めに設定されているものの、英語の試験内容および入試倍率などを鑑みれば、準2級にぎりぎり合格する程度であれば、この入試で合格に至るのは難しいといえます。最低でも英検2級にチャレンジしたけれども、惜しいところで合格には至らなかった。そのくらいの英語力が必要です。

二重まるの名城大学対策

 当塾では、事前に提出する書類の作成、小論文、英語の指導をオンラインで行います。オンラインの良さは、毎日指導が可能であること。特に書類の作成や小論文は、文章の書き方だけではなく、受験する学部の専門知識や考え方などを蓄えていかなくてはなりません。そのためには、小論文を何人かの生徒で見せ合い、意見を共有し合うといった取り組みが必要であり、そうした取り組みをほぼ毎日することが可能です。
 さらに名城大学受験に際しては、いくつかの学部で活動実績が求められます。当塾ではそうした活動実績のサポートも致しております。ボランティアなどはもちろんですが、政治提言や学会への参加など、かなり大きな活動実績を積み上げることも可能です。

二重まるを選ぶ5つの理由
①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能。
②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
③料金の追加はございません。
④塾長自ら指導するので、高い合格率の指導をすべての生徒が受けられます。
⑤オンラインだけでなく、全国各地で対面授業を行います。(8時間×10日間)
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