総合型選抜とは? 浪人生は受験できるのか?
総合型選抜は大学入試における1つの入試方式であり、近年、その拡大が続いています。総合型選抜は推薦入試の1つであるため、浪人生は受験できるのか? 1浪ではなく2浪でも大丈夫か? ここでは、浪人生でも総合型選抜の受験資格はあるのかについて説明いたします。
まず、総合型選抜の合格率に関する理解を深めるために、総合型選抜とはどういう入試であるかを確認して頂きたいと思います。
■総合型選抜は浪人生でも受験可能か?
総合型選抜には評定や英検といった、出願資格が設けられていることはよく知られています。そうした出願資格には、浪人生も受験可能か否かも入試要項には記されており、浪人生でも受験可能な総合型選抜を実施している大学や学部は数多くあります。
浪人生でも出願可能な総合型選抜を実施している主な大学
➡早慶上智ICU
この早慶上智ICUの大学群で行われている総合型選抜や学校推薦型選抜では、広く浪人生の受験が認められています。ただ、上智大学では総合型選抜は行われておらず、学校推薦型選抜(公募推薦)においても出願資格が現役生のみとなっています。
👉早慶上智ICUの総合型選抜・学校推薦型選抜 出願資格一覧
➡GMARCH
GMARCHの総合型選抜や学校推薦型選抜では、明治大学や法政大学で浪人生に出願資格を与えていない学部や入試方式が多くなっています。ただ、それ以外の大学では概ね、浪人生でも出願可能なケースが多くなっています。
👉GMARCHの総合型選抜・学校推薦型選抜 出願資格一覧
➡成成明学獨國武
成成明学獨國武で行われている総合型選抜や学校推薦型選抜は、ほぼ浪人生でも出願可能です。不可能なものだけを取り上げると、獨協大学の学校推薦型選抜の課外活動推薦入試、そして武蔵大学の経済学部のAO入試のみです。
👉成成明学獨國武 総合型選抜・学校推薦型選抜 出願資格一覧
➡日東駒専
日東駒専の総合型選抜や学校推薦型選抜は浪人生でも出願可能か否かは、大学や入試制度で分かれる傾向が見られます。まず日本大学ではほとんどの入試で浪人生の出願が可能であり、東洋大学では総合型選抜は出願できるものの、学校推薦型選抜では不可能です。そして駒澤大学では浪人生の出願はほぼ不可能であり、専修大学では一部ですが出願が可能なものもあります。
👉日東駒専 総合型選抜・学校推薦型選抜 出願資格一覧
➡東京の女子大
東京女子大学では浪人生の出願は不可能であり、共立女子大学でもリーダーシップ方式や基礎学力方式で浪人生の出願は認められておりません。これらを除けば、日本女子、津田塾、昭和女子、大妻女子などの女子大で行われている総合型選抜は、概ね浪人生でも出願可能です。
👉関東の女子大 総合型選抜・学校推薦型選抜 出願資格一覧
➡名古屋の有名私大
名古屋の私立大学においては、入試方式によって浪人生でも受験可能か否かが分かれる傾向が見えます。たとえば南山大学においては、総合型選抜では浪人生は出願可能であるものの、学校推薦型選抜においては出願資格はありません。
👉名古屋の有名私大 総合型選抜・学校推薦型選抜 出願資格一覧
➡関関同立
関関同立の総合型選抜では、一部、浪人生の出願が不可能なケースもありますが、ほとんどが出願可能になっています。実際の入試においても浪人であることがマイナスになることはなく、かなり受験しやすく合格もしやすいといえます。
👉関関同立 総合型選抜・学校推薦型選抜 出願資格一覧
➡産近甲龍
産近甲龍で行われている総合型選抜は、関関同立同様、浪人生であってもほとんどが出願可能になっています。現役生とほぼ同じ選択肢が与えられることは、浪人生はその優位性を生かしやすいでしょう。
👉産近甲龍 総合型選抜・学校推薦型選抜 出願資格一覧
➡近畿の女子大
近畿にある女子大学で行われている総合型選抜は、関関同立や産近甲龍と同じように、浪人生であってもほとんどが出願可能になっています。制限が加えられているケースであっても一浪までは受験可能であるなどし、こちらも浪人生であっても現役生とほぼ同じ数だけ選択肢が与えられているのです。
👉近畿の女子大学 総合型選抜・学校推薦型選抜 出願資格一覧
➡九州の有名大学
九州の大学の総合型選抜における浪人生の出願に関しては、大学によって大きく差が見られます。まず西南学院大学と福岡大学は学部によって認められているケースとそうではないケースに分かれます。九州産業大学や立命館アジア太平洋大学は、浪人生であっても現役生と変わりなく出願資格が与えられています。
👉九州の大学 総合型選抜・学校推薦型選抜 出願資格一覧
■総合型選抜における浪人生が気を付けるべきこと
浪人生であっても多くの大学で、総合型選抜は出願可能です。では、現役生と異なり浪人生だからこそ気を付けるべきことはあるのか。ここではそのことをお伝えしていきます。
出願する前に必要な書類など
総合型選抜に出願するには、ほとんどの大学で調査書の提出が必要になります。調査書は高校が発行するものになり、浪人生の場合は通っていた高校にその調査書の発行を依頼しなければなりません。もし、転校などで2つ以上の高校に通っていた場合は、最後に通っていた卒業した高校に依頼することになります。
学校推薦型選抜の場合は、調査書に加えて校長の推薦状も必要になります。あくまで学校推薦型選抜は校長の推薦が必要であり、校長が推薦しない場合には受験することはできません。
調査書に書かれる内容に関する注意点
▶ 評定
浪人生の場合、現役時の学習が大学入試に傾倒していた場合、評定にまで意識が向かず低い数値であるケースも少なくありません。ですが総合型選抜では評定が出願資格に設けられているケースもあり、さらには合否にも影響します。詳しくは総合型選抜と評定の関係にてご確認ください。
▶ 欠席日数
現役時に大学入試の際、欠席がかさむケースは珍しくありません。欠席日数は調査書に記され、大学側もそれを把握します。総合型選抜では欠席日数が合否に影響することも多々あり、自身の欠席日数を把握しておく必要があるのです。
▶ 活動実績
総合型選抜においては、高校時代の活動実績と志望理由、さらには将来の目標との接続が重要です。高校時代にどういった活動に取り組んだのかは調査書に記されており、そこに記されていないものは証明書が必要になるケースもあります。さらに、高校卒業後に取り組んだ活動に関しては調査書に記されてはおらず、それも証明書が必要になるケースやそもそも高校生のうちに取り組んだ活動しか認められないケースも存在します。
浪人を決めた理由
総合型選抜は一般入試と異なり、学力だけで合否を判断するわけではありません。総合型選抜では多くの場合面接が行われ、そこでは大学の志望理由をはじめ様々な質問がなされます。そこでは浪人をすることを決めた理由や高校卒業後どのように学習してきたかも問われます。
浪人生は総合型選抜とはどういう入試かを把握したうえで、前述の問いへの回答を自信をもって述べられるようにしておくべきです。
■総合型選抜で浪人生が合格率を上げる方法
現役時に一般入試を目指してきた浪人生が、次は総合型選抜で大学を目指そうとなった場合、それぞれの入試方式の違いを認識しなければなりません。何がどう評価されるのかを知り、その対策をしていかなければなりません。
ここでは変えられないものと変えられるものとに分け、浪人生が今後どのように総合型選抜対策をしていくべきかをお伝えいたします。
1. 評定と欠席日数
総合型選抜において合否を決める材料となるのが、評定と欠席日数です。これらは高校3年間分となり、高校を卒業した浪人生は変えることができません。
もし評定や欠席日数で問題がある場合には、それらをあまり重視しない大学を受験することになります。もちろん選択肢は狭まりますが、大学選びは受験戦略としてはとても重要です。
2. 資格取得
一般入試では大学で行われるテストの点数が合否を決める唯一の材料でした。しかし総合型選抜では学力テストが行われない場合も多く、その学力を担保するものが評定や資格になります。
一般入試を目指してきた浪人生は、英検をはじめとした資格取得をしてこなかったかもしれません。しかし総合型選抜では特に経験をはじめとした英語資格を重視する大学も多いため、浪人生は出願が始まるまでに取得するようにしましょう。
なお、英検を取得しても調査書には記されませんので、証明書は出願する大学の数だけ用意しておくようにしましょう。
3. 活動実績を積む
先述通り、総合型選抜においては何らかの活動実績と志望理由や将来の目標との接続が重要です。高校卒業後に取り組んだ活動であっても、そうした活動との一貫性は高く評価されます。
活動内容はボランティアだという方も少なくありませんが、決してボランティアでなければならないわけではありません。探求活動や講演会への参加など、様々な活動が考えられます。詳しくは総合型選抜における活動実績ガイドからご確認いただけます。
こうした活動はそもそもどんなことをすればよいのか、そしてどんな活動が行われているか、さらにはどのようにして志望理由書などと接続するのか、これらを自分一人で考えることは非常に困難です。よって失敗できない状況を鑑みると、浪人生が総合型選抜を受験する際には、総合型選抜と塾を参考にして、塾の利用を視野に入れることをお勧めします。

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■総合型選抜における浪人生の受験に関するQA
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総合型選抜や学校推薦型選抜で浪人生が受験することは不利ですか?
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高校生活の評定、欠席日数、活動実績によります。評定や欠席日数は変えることができず、さらに一部の大学では高校卒業までの分しか活動実績を評価しない場合もあります。それらがしっかりとしたものであれば、実際の評価で現役生と浪人生を分けて評価することは、ほぼないといえます。
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総合型選抜の面接で、現役時代に受験した大学が他大学であることを言わなければならないことはありますか?
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過去、1000を超える大学の面接の様子を生徒たちから直接聞きましたが、どの大学を受験したか、もしくはしているかを問われるケースはほとんどありません。また、もし仮に問われたとしても、目標や学びたいことが変わったことを述べればよいでしょう。
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浪人を決め、次に受験するのは総合型選抜が良いのか一般入試が良いのか、どう決めればよいですか?
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目標としている大学と、現状との距離で決めると良いと思います。一般入試であればあとどのくらい点数を積み重ねれば目標に届くかは、明確にわかるはずです。総合型選抜においてはそれが見えにくいため、塾などに相談すると良いでしょう。その際、やたら「受かる」「大丈夫」という意見をうのみにせず、正直に現状と目標との距離を伝えてくれる塾のことばを信じるようにしてください。
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浪人を決めた場合、いつくらいから総合型選抜の対策を始めると良いですか?
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早目がいいに越したことはありません。一般入試と異なり総合型選抜は9月から出願が始まり、それまでに大学を調べ、自らの志望理由の作成などを済ませる必要があります。さらには英検などの資格取得や活動の積み上げなどが必要になるため、早目に対策をスタートすべきです。
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浪人生でも総合型選抜が受験できる大学はどれくらいありますか?
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総合型選抜のみならず、自己推薦や学校推薦型選抜など、推薦入試や年内入試といわれるものを含め、日本にある大学の7割ほどが受験可能です。ただ、浪人でも一浪まで出願可能なケースもあり、7割ほどというのは一浪のケースであるとお考えください。
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総合型選抜で不合格になり、一年浪人して再び総合型選抜で同じ大学・学部に合格する可能性はありますか?
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はい、そのようなケースは多々あります。不合格の原因が試験の不出来である場合には、合格の可能性はあります。前年度受験したからといって、それが不利に扱われるケースは稀です。しかし、国際基督教大学など、総合型選抜は1度しか受験できないケースもあります。さらに不合格の理由が評定や欠席日数である場合には、合格の可能性は低くなります。
これらの動画では、浪人生が総合型選抜を受験することに関して述べています。とくに、実際に浪人を経て大学に合格した生徒の話は、共感するところや参考になる点も多いでしょう。浪人を決め、総合型選抜の受験を考えているのなら、是非これらの動画から情報を得るようにしてください。
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